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劇団民藝公演『神と人とのあいだ』

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通常 劇団民藝公演『神と人とのあいだ』

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2018/2/8 12:29
劇団民藝 
壮大な構想による「神と人とのあいだ」二部作を、初めて一挙上演!
作=木下順二
『神と人とのあいだ』
第一部「審判」 演出=兒玉庸策
第二部「夏・南方のローマンス」丹野郁弓

2018年2月24日(土)~3月10日(土)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
助成:文化庁文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)

人は未来を急ぎすぎる。あまりに多くの未清算の過去を残したまま……
木下戯曲を貫く「未清算の過去」。生涯をかけたテーマとして戦争責任の問題を追及し、民藝に書き下ろされた「神と人とのあいだ」二部作。しかし『審判』(1970年初演、2006年再演)と『夏・南方のローマンス』(1987年初演、2013年再演)とはこれまで独立して、別々にしか上演されてきませんでした。互いに呼応し、かねてより連続上演が望まれていたこの衝撃の二作品を、劇団の総力をあげて初めて一挙上演いたします。
連合国による東京裁判をスリリングな論理や語調で描く第一部と、無法がまかり通る軍事法廷の悪夢を女漫才師の日常的な視点から描いた第二部。「どうしても取り返しのつかないことをどうしても取り返す」ために、この二部作上演は戦後日本の痛恨の出発点を捉えてやまないでしょう。

【木下順二】(1914-2006)
東京・本郷生まれ。1949年『夕鶴』をはじめ、戦後の日本演劇を代表する劇作家として、『風浪』『オットーと呼ばれる日本人』『沖縄』『子午線の祀り』などを発表。戯曲のほか小説、演劇評論、シェイクスピア翻訳など幅広い分野にわたり活躍。1991年『巨匠』が最後の劇作に。

◆あらすじ◆
第一部 審判
敗戦の翌年から二年半にわたって行われた「東京裁判」(極東国際軍事法廷)。東条英機らA級戦犯が裁かれたこの厖大な速記録をもとに、木下順二が深刻かつ滑稽な裁判劇に再構築。第一幕は、従来の国際法にはなかった「平和に対する罪」(A級)のありかたを。第二幕ではヴェトナムでの日本軍の残虐行為が裁かれ、第三幕はアメリカの原爆投下に大きな焦点があてられる。息づまるような議論の応酬。そこには大国のエゴや駆け引きがあり、〈戦争と人間〉の本質を衝くドラマが描かれていく……。
第二部 夏・南方のローマンス
敗戦数年後のとある公園。ある上等兵が南方の島で絞首刑を宣告された。愛人であった女漫才師は、ある日ついに彼の妻に会いに行く。折から通りかかった戦友たち。なぜ上等兵は殺され、戦友たちは助かったのか。やがて明らかにされていく南方でのBC級戦犯裁判。島民虐殺を命じた参謀中佐の刑が軽く、通訳だった上等兵が「人道に対する罪」を問われ、
極刑となる。悪い夢だったとつぶやく戦友たち。夢ですまされるかと、かみつく女漫才師。もう何もかも忘れたい、という上等兵の妻。いったい誰が誰を裁いたのか? やり場のない憤りに身をもてあまし一人残された女漫才師の心に、上等兵はたしかに生きつづけているのだった……。

◆キャスト◆
内藤安彦 水谷貞雄 伊藤孝雄 安田正利 今野鶏三 小杉勇二
高橋征郎 杉本孝次 松田史朗 西川 明 山本哲也 千葉茂則
境 賢一 みやざこ夏穂 齊藤尊史 吉岡扶敏 天津民生 高野 大
神 敏将 塩田泰久 平松敬綱 本廣真吾 大野裕生 細山誉也
仁宮 賢
桜井明美 中地美佐子 伊木瑠里 仲野愛子

◆スタッフ◆
装置 島次郎
照明 前田照夫
衣裳 緒方規矩子
効果 岩田直行
擬闘指導 森岡隆見
舞台監督 中島裕一郎(第一部)/風間拓洋(第二部)

2月24日(土)13:30「審判」/18:30「夏・南方のローマンス」
2月25日(日)13:30「審判」
2月26日(月)13:30「夏・南方のローマンス」
2月28日(水)13:30「審判」/18:30「夏・南方のローマンス」
3月1日(木)休演
3月2日(金)13:30「審判」
3月3日(土)13:30「審判」/18:30「夏・南方のローマンス」
3月4日(日)13:30「夏・南方のローマンス」
3月5日(月)13:30「夏・南方のローマンス」
3月6日(火)18:30「審判」
3月7日(水)13:30「夏・南方のローマンス」
3月8日(木)13:30「夏・南方のローマンス」/18:30「審判」
3月9日(金)13:30「審判」
3月10日(土)13:30「夏・南方のローマンス」

◆チケット◆
前売受付中
入場料金(全席指定・税込み)
一般=6,300円
U25(25歳以下)=3,000円[劇団のみ取り扱い、要証明書]
夜チケット(夜公演全席)=5,000円
一部・二部通し券+パンフレット贈呈 10,000円[一部・二部別の日でもご観劇いただけます。劇団のみ取り扱い]
※民藝の仲間にご入会いただきますと、「審判」「夏・南方のローマンス」を含む東京公演5作品すべてを年間20,000円でご覧いただけます。

◆お申込み◆
劇団民藝 TEL.044-987-7711(月~土 10時~18時)
チケットに関するお問い合わせもお気軽にお電話ください。

◆バリアフリー観劇について◆
バリアフリー割引がございます。
土日祝日のみ、無料託児所をご用意しております。
車いす席・補助犬、点字ちらし、点字パンフレットのご用意がございます。
視覚障害者対象・事前舞台説明会を12月10日(日)、12日(火)12:45~開催します。
聴覚障害をお持ちの方を対象に台本事前貸出を行っております。劇団までお申し込みください。
上記制度をご利用の際は、事前に劇団までご連絡ください。
劇団民藝
TEL.044-987-7711
E-MAIL seisaku@gekidanmingei.co.jp
詳細は劇団民藝ウェブサイトをご覧下さい。

http://www.gekidanmingei.co.jp/performance/2018kamitohitotonoaida/
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