Elisabeth   2003.1.19(日)  at東京宝塚劇場
宝塚歌劇団 花組

トート     春野寿美礼
エリザベート 大鳥れい

東京宝塚劇場が新しくなってから初めて行きました。
さすがに新しくしただけあって、座席がすごく観やすかったですね〜
感激してしました。・゚゚・(×_×)・゚゚・。
よくある、前の人が邪魔で観づらいということがなかったです。
前の人が邪魔だとそれだけでも気持ち的に半減してしまいますよね。

そして、宝塚版のエリザベートは観たことがなかったので
ワクワク、ドキドキしながらの観劇です。

心構え(?)も出来ていたので(笑)、無事に観劇できました。
まず最初の印象はトート役の春野寿美礼がすごくよかった。
華があり歌もうまく存在感があり、それに私の好きな男役のタイプであり(これがかなり重要(^〇^))
個人的にすごく好きになりました。
その為かどうかはわかりませんが、周りの人の存在感がなく影が薄かったな〜という感じです。
春野トートは男っぽく、人間味のあふれるトートでした。
(宝塚版だからかもしれませんが・・・)

トートを主役にするとこうなるのか〜と改めて宝塚に脱帽という感じです。
(最も、宝塚版の方が日本では最初なのですが・・・)
そして観劇した後には、初演の一路真輝のトートも観たかったな〜とつくづく思ってしまいました。

東宝版が大人向けに対して、宝塚版は子供にもわかる演出になっていたのではないかな〜。(台詞・演出等)
台詞も歌詞も違うところが多くて最初は戸惑ってしまいましたが
そこは最初の心構えで乗り切りました。
私としては比べてしまうと東宝版のほうが慣れ親しんでいる為か、かなり好きですが、
宝塚らしい演出であり『さすが宝塚!』と思わせ、宝塚独特の雰囲気を味わいたいなら最高の演目かな〜と思います。

個人的にツボにはまる場面があり
フランツがエリザベートに求婚した後にエリザベートにネックレスをプレゼントするシーンがあり、そのときのフランツの歌詞で
東宝版では『これを君に♪』『愛の証なんだ♪』となるところが
宝塚版では『プレゼントあげよう♪』『愛の証なんだ♪』になっていました。
以前に歌詞のことは聞いていたのですが、観ていて『ここか〜!』と思い出しちょっと『ふふっ』という感じでした。
かなりわかりやすいとは思うのですが、『どうだろう?』と思ってしまうことの一つですね。

しかし、『やっぱりエリザベートはいいな〜』と思いながら帰路につきました。