Les Miserables   2003.07.06(日)プレビュー初日  帝国劇場  (『レ・ミゼラブル』作品紹介)


〜Cast〜
ジャン・バルジャン 山口祐一郎 グランテール 阿部裕
ジャベール 内野聖陽 クールフェラック 泉見洋平
コゼット 剱持たまき ジョリ 岡田雄一
マリウス 山本耕史 コンブフェール 渡辺正
エポニーヌ 新妻聖子 フイイ 中右貴久
テナルディエ 三遊亭亜郎 司教・レーグル 高野二郎
テナルディエの妻 森 公美子 バベ 阿部よしつぐ
ファンテーヌ 高橋由美子 ブリジョン 岸 祐二
アンジョルラス 坂元健児 プルベール 山名孝幸
リトルコゼット 藤井ゆりあ モンパルナス KAZZ
リトルエポニーヌ 平塚あみ クラクスー 大江尚毅
ガブローシュ 宮里 駿 買入れ屋 杵鞭麻衣
    マテロット 石川ちひろ
    ファクトリーガール 鈴木智香子
指揮 塩田明弘 ジベロット 史 桜
    マダム 荒木里佳
    少年1 楠見朋子
    少年2 浦壁多恵
    カツラ屋 古川恭子






〜感想〜

劇場に入ったらそこはもう『レ・ミゼラブル』の世界。
いい感じ・・・

そして、ジョン・ケアードさんが言っていたように上演時間を短縮したせいか
結構、変わっているところがありました。
歌詞もそうだし・・・、流れというかもうちょっと間を持たせていたところの間が短くなっている・・・とか。
私としては、やっぱり前回までの方が好きだな〜と思います。
でも、慣れていけば大丈夫かな?とも思いつつ・・・

やっぱり、祐一郎さんはよかった〜
今回(プレビュー初日)は、祐一郎さんとモリクミちゃんで引っ張っていったと言ってもいいのでは・・・


初日ということもあり、アクシデントもあり・・・
内野ジャベールが出てくるところで舞台に出てこなかった・・・
観ていて『おや〜?』という感じ。
多分、今まで観たことのある人はみんな同じ感想を持ったはず・・・
一瞬、(早替わりとかで)用意が間に合わなかったのかな〜?とも思ってみたけれど・・・早替わる場面ではないし・・・
本当はジャベールの台詞(歌)があってから、バルジャンの台詞(歌)が入るのですが
いきなりバルジャンが歌い始め、下手を見てもジャベールの姿は一向に出てこない・・・
でも、祐一郎バルジャンはうまかった〜 さすが!!
フォローがうまかったですね〜
初めて観る人にはわからなかったと思います。
でも、ジャベールはここでも出てくるタイミングをずらしてしまい・・・
ちょっと出てくる時は不自然だったかな・・・



他の人に関しては・・・
モリクミちゃんはいい感じ。
モリクミちゃんならではののせ方で、観客は自然に手拍子をしてました。
もちろん私も。
すごく楽しかった〜


高橋ファンテーヌは、曲によってよかったかな〜
感情がちゃんと入っていて、落ちていくさまもなかなかよかったと思いました。


山本マリウスは、優しいマリウスでした。
声の調子が悪いのかな?という感じ。
そう信じて、次回観る時が楽しみです。


新妻エポニーヌは、いい感じでした。
思っていたよりもいい感じで、ちょっとびっくり(失礼)
でも、もうちょっと抑揚があるといいかな〜
でも、神に召されるシーンはいい感じ!!


坂元アンジョルラスは、うまかった〜
歌に関しては文句ないです(^〇^)
これから3ヶ月あるので、バリケードでの死んでいる姿はもっと綺麗になるでしょう。
期待!!


宮里ガブローシュ、いい感じでした。
やっぱり、ガブローシュが死んでしまうところは泣けてしまいますね〜


藤井リトルコゼットも可愛かった。
リトルコゼットが一人で歌っているときも泣けてしまいます。
そして、祐一郎バルジャンにぐるぐる回された後は、フラフラしていました。(^〇^)
大丈夫かな〜と、ちょっと心配。(途中から数えていたら8回ぐらいだったので、実際は10回ぐらいかも・・・)


剣持コゼットもなかなかよかったのでは・・・
ちゃんと感情が入っていたと思います。


内野ジャベールにも言いたいことはあるけれど・・・
やめておこうかな〜という感じ。
でも、エリザベートの内野トートも観たことがあるので大体はわかっていたので^^;


カーテンコールでも出演者の皆さんがいい笑顔だったので
これからの3ヶ月、どのように成長していくのか、変わっていくのか
楽しみです。
出演者でも違うと思うし、どのような『レ・ミゼラブル』が成長していくのか
見守っていきたいですね。


そうそう、聞いた話によると他の出演者の方々も1階で観劇していたそうです。
私は残念ながら2階だったのもので・・・(T_T)


そうそう、カーテンコールは、何回あったのでしょう?という感じですね。
全然、憶えていないです(苦笑)
でも、最後の方に祐一郎さんとモリクミちゃんが抱き合っていました。
よかったね〜という感じです。
そして、一番最後にはジョン・ケアードさんも一緒にカーテンコールに出てきました。



2003.10.20 追記