vol.17 2002/12/18

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      お芝居めるまが「シアターリーグ」 
Vol.17                http://www.moon-light.ne.jp
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この前の日曜日で大河ドラマ「利家とまつ」も無事終わりました。
最終回ということで、久々にこのドラマを観たのですが
年を重ねた利家を演じた、唐沢寿明。
これまであまり気に留めていない俳優だったのですが
最期を遂げる前の演技など、いろいろな思いが滲んでいるようで
やっぱりすごいんだなぁと、感心してしまいました。
しかしそれにしても、1年続いたドラマが終わると
年の瀬なんだなぁを痛感してしまいます。
早いもので今年も残り2週間なんですね〜
水曜発行のこのメルマガは、残すところあと1回となりました。
来週はクリスマスで、再来週は元旦。
ありゃ〜大変な時期に発行が重なってますね。
ですが、年末年始も通常どおり発行の予定ですので
みなさまも、おつきあいの程、よろしく〜


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             演劇ニュース
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「映画著作権延長の動き」

現在、日本映画の著作権は「公表後50年」と一律に決められています。
それを20年延期する法改正を、文化庁が検討しています。
著作権法では、一般の著作物は
「創作時から著作者の死後50年を経過するまで」となっていますが、
映画の著作権は、数多くの人(監督・俳優・スタッフなど)が
関わっているため「公表後50年」と一律に決められています。
面白い例として、川端康成の「伊豆の踊子」
小説が書かれたのは1926年で、
前記の著作権法により、川端康成の死後50年後、2022年まで保護されています。
ところが、小説の創作から48年後に製作された
山口百恵主演の映画「伊豆の踊子」は
「公表後50年」の著作権ですから、
ほぼ同時期の2024年までの保護となるのです。
まぁ法律がどうあろうとも
見る側としては、素晴らしい作品は永遠ですよね。


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"頭文字が「か」で始まる俳優さん"の投票を受付しております。
今回は年内最後のランキング。今年一杯の投票受付です。
みなさんも、ぜひ好きな俳優さんに一票入れてみてください!
現在のところ、あの2人の俳優さんが激しい首位争いを行っています!


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            今週の舞台・演劇用語
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「二枚目」(にまいめ)

男性なら、一度は言われてみたいこの言葉。
なんで「二枚目」が美男子を指す言葉なんでしょう?
この言葉の語源は、江戸の歌舞伎小屋にあります。
当時、宣伝として、小屋の前に8枚の「俳優の絵姿看板」を掲げていました。
1枚目は主役など、人気者の看板。
そして、2枚目に「色男役」の俳優を掲げていたそうで、
この言葉の語源はここからきています。
ちなみに、3枚目に掲げられていたのは・・・
そうです。
道化役の看板です。

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あとがき

最近、サイト上に演劇賞のページを作っているのですが
みなさんは演劇関係の賞、と言われて、何か思いつくものがありますか?
あたしは、このページを作り始めるまで
ほとんど知らないものばかりでした。
賞などの権威付けが、いいことばかりだとも思いませんが
世間的知名度とか、業界の活性化の為には、必要なもののような気がします。
映画界のアカデミー賞などは、昔の映画を観るガイドラインになりますもんね。
舞台演劇は、後年観られるものではありませんけれど
有益な演劇賞があることが、
観客にとっては、俳優や演出家で作品を選ぶ
1つの指針になるように思うのです。

                               Kantaro
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