2006/5/17

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　　　　　　　　　お芝居めるまが「シアターリーグ」　　
Vol.195 　　　　　　　　　　　　　　　http://www.moon-light.ne.jp/
　　　　　　発行部数　まぐまぐ：3956　めろんぱん：157　melma：92
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1956年の今日は、映画「太陽の季節」が封切られた日です。

石原慎太郎が1955年に執筆し、第1回文学界新人賞、
翌1956年には第34回芥川賞を受賞した「太陽の季節」。
古川卓巳監督、長門裕之・南田洋子の主演で映画化され大ヒットしています。
弟・石原裕次郎のデビュー作としても有名ですね。

またこの映画をはじめとする、いわゆる「太陽族映画」は
青少年に悪影響を及ぼすという批判も高まり、
映画の自主規制組織・映画倫理管理委員会（映倫）が
作られるきっかけにもなっています。



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　　　　　　　　　　　　　演劇ニュース＆コラム
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■ロケ地データベース
文化庁がネット上に公開

■ジャニーズ公演でも偽造チケット
宝塚公演に続いての残念なニュースです

■ケビン・スペイシーがWill Award
ウィリアム・シェイクスピア賞を受賞

■熱海五郎一座
伊東四朗一座が今年は三宅裕司を座長に上演

■「魔界転生」25年ぶりに舞台化
中村橋之助・成宮寛貴の主演

■魔界転生
過去のキャストなどまとめてみました

■演劇チケット情報
5/12〜5/18発売分

■映画チケット情報
映画の全国共通前売り割引チケット情報



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「バトン」

舞台上で上下する物を吊っている棒を「バトン」と呼びます。
緞帳など幕関係を吊っている棒と考えてもらえれば、
わかりやすいのではないでしょうか。

バトンは、劇場により様々なものがあります。
最近は鉄で出来たものが多いようですが、
長さは様々で、大劇場では20メートルを超えるバトンも存在し、
幕関係だけでなく、照明・小道具・大道具等いろいろなものが
上演される内容によって吊られています。

例えば、一瞬にして背景となるドロップ（絵が描かれた背景幕）や、
舞台特有の演劇や演劇のためのセットをはじめ、
音響・照明などの舞台装置が吊られ、芝居中に動く場合もあります。

さて、この全ての動きを担っているのが「綱元」という所の仕事で、
芝居の流れにあわせてバトンを動かしているのですが。。。
この「綱元」については次回お伝えしますね。
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あとがき

先日、格闘技K-1のオランダ大会でボブ・サップが、試合の直前
リングに上がることなく「帰る」と、会場を後にしてしまったそうです。
予定されていた試合は、解説者として訪れていたピーター・アーツが
急遽代役を務め、大会自体事なきを得たようですが、
なんだか釈然としない事件ですね。

理由についてK-1側は「無理難題を要求された」としか発表しておらず、
何やらきな臭い感じがしなくもありませんが、
どんな理由があるにせよ、本番数分前のドタキャンは許されませんよね。
これが格闘技？だったのでアーツ選手の意気で助かりましたが、
団体競技や演劇などだったら・・・と考えると、
（日本ではないかもしれませんが）観客の暴動騒ぎまで危惧してしまいます。

こういうことを考えると、
代役を準備しておくなど危機管理も必要だな、とも思うのですが、
世の中「なんとかなるさ」という考え方の人も多いようですね。
こうなったらどうしよう・・・と常に悩み怯え、
頻繁に眠れない夜を迎えてしまう私などは、
逆にそういう楽観的な思考に憧れたりするのですが、
そのバランスが難しいところなんでしょうね・・・
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　kantaro
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