vol.33 2003/04/9
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ お芝居めるまが「シアターリーグ」 Vol.33 http://www.moon-light.ne.jp ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ こんにちわ。 「あきらめないー演劇は非戦の力」と題した作品が、 先日紀伊国屋サザンシアターにて上演されました。 反戦をテーマに、渡辺えり子・岸田今日子・林隆三など約60人が参加。 この上演台本（朗読劇）はネット上で公開されており、 全国の演劇人に、同様の公演を行ってもらえるよう呼びかけています。 興味のある方は、当サイトの「ニュース」ページよりご覧ください。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 演劇関係ニュース ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「すべての人間、国に対して公平な視線で作ろう」 「瀬戸内少年野球団」「少年時代」「瀬戸内ムーンライトセレナーデ」・・・ 代表作を数えだしたら切りがない篠田監督ですが、 6月に公開される「スパイ・ゾルゲ 」をもって、監督を引退するそうです。 上記表題は、その篠田監督が常に大切にしてきた思いの一つ。 「ゾルゲ事件を調べるのは、私の生きてきた時代を調べるようなもの」 「私なりに映画作家として決着をつける作品」 と、この映画に対する思いを語っていました。 映画はというと 太平洋戦争中、日独の機密情報をソ連にもたらした実在のスパイ、ゾルゲ。 そのゾルゲと、盟友・尾崎秀実を主人公にした物語。 「ゾルゲ、そして尾崎秀実という2人のジャーナリストを描くことで、 その時代を体験していない現代の人に新しい感情を持ってほしい。」 とは、同監督のコメントです。 またこの映画では、CGを使って昭和初期の街並みを再現するそうです。 CGというと、未来を描く手段のように思いがちですが 当然ながら、過去を描くときにも使えるのですね。 話題満載のこの作品。公開が楽しみですね！ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ お知らせ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ☆第28回菊田一夫演劇賞が発表されました！ ☆劇団Pl.「関心空間」様に、このメルマガを取り上げていただきました！ ☆お薦めお得サイトのリンク集をアップしました。 懸賞・ポイントなど、ネット上の安心サイトをご紹介！ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ シナリオ Pick Up！ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 戯曲と、読者や上演者との出会いの場「シナリオコーナー」 登録されたシナリオからPickUpして、 毎週このメルマガでもご紹介していきます。 ☆「つたえてよフランケンシュタインに」（和田周） 「今夜、フランケンシュタイン」が来るよ！ 零落した化け物屋敷の住人たち （吸血鬼・狼男・ジキルとハイド・ミイラ男・アダムス一家）に戦慄が走る。 モンスター達の陰謀と悪徳の限りをつくした手に汗握る一夜のディベート劇 ☆「チロリンマンの逆襲」（吉原廣） 金曜日の朝、息子（健）が不思議な女を連れて帰ってきた。 その名は「チロリンマン」！ 金曜日の午前中だというのに、なぜか家族全員が家にいる。 そして、チロリンマンの逆襲が始まる・・・ チロリンマンとは？ 逆襲とは？「家族っていったい何なんだろう？」 全国で好評を博した物語です。 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 今週の舞台・演劇用語 ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 「二の舞を演じる」（にのまいをえんじる） 他の人がした失敗をもう一度くり返してしまうことを 「二の舞を演じる」と言いますよね。 この言葉、伎楽（ぎがく）という歴史ある伝統文化の世界から生まれました。 まず伎楽とは、中国から伝わった仮面舞踏劇のようなもので、 日本書紀にも出てくるほど歴史の古い芸能文化の一つです。 しかし、盛んな時代は短く、衰退の一途をたどりました。 近年、1000年近い空白の年月を経て、注目され始めています。 さて、「二の舞を演じる」ですが、 「安摩」（あま）という伎楽の出し物から生まれました。 この舞は「安摩」と「二之舞」で一つの舞楽となるもので、 「安摩」の舞人が舞を終えた後、「二之舞」の舞人が登場し、 「安摩」の舞をまねしようとするのですが、 うまく真似られず滑稽であるため、観客の嘲笑をかうというもの。 この出し物の内容から、そのまま一般的に使われるようになったのです。 ちなみに、現在では「二之舞」の伝承が失われ、 「安摩」のみしか伝えられてはいないそうです。 「二の舞を演じる」わけにはいかないのでしょうか・・・ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● あとがき ネット界の最大勢力、Yahoo!のトップページがリニューアルされました。 新しいトップページはページを左右に大別していて、 右側には新しく「個人ツール」のエリアを新設。 メールやカレンダーなどのIDによるログインが必要なサービスに、 クリックひとつでアクセスできるようになりました。 個人ツールを使っている人には便利なのかもしれませんが 使っていない人にとっては、どうなのでしょう？ 個人ツールを使いこなしている人には、My Yahoo!もあるわけですし・・・ 中央にデンと構えるYahooBBの広告と言い、 ユーザーの囲い込みに必死な感じが伝わってきて、 ちょっといい印象はないかな？と思います。 しかし、余計な方法を使ってページを重くしない良い点は変わらず 検索サイトとしての使い勝手は、変わっていないのではないでしょうか。 使い勝手こそ素晴らしいYahoo!ですが、 最大の問題点は、肝心の登録サイトデータの質の悪さです。 Yahoo!に掲載されるのは非常に難関ですが、 一旦登録されると、サイトが移転しようが、更新がストップしようが なかなか削除されることはありません。 結果、新しい情報満載の素晴らしいサイトは掲載されず 情報の古い、更新の止まったサイトが、 Yahoo!掲載サイトの中に多く見られます。 依然人間の作業で登録サイトを選出、更新している故の問題点ですが それを考えると、同じく手作業のシアターリーグにも 同様のことが言えそうです。 「人の振り見て我が振り直せ」 心して頑張っていきたいと思います。 kantaro ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● |
  
  
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