2005/5/11

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　　　　　　　　　お芝居めるまが「シアターリーグ」　
Vol.142 　　　　　　　　　　　　　　　http://www.moon-light.ne.jp/
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1963年の今日は、アメリカで坂本九の「上を向いて歩こう」が
「スキヤキ」のタイトルで発売された日です。

この曲は、永六輔作詞、中村八大作曲で1961年に発売されたもの。
1962年に来日していたイギリスのレコード会社社長がこの曲を気に入り、
「スキヤキ」のタイトルでインストのジャズにアレンジして全英で発売。
すると全英ベスト10に入るヒットとなり、全米にも広まりました。

やがてこの曲のオリジナル楽曲（坂本九の歌ですね）の人気も高まり、
1963年の今日、同じ「スキヤキ」のタイトルでオリジナルのまま全米発売。
すぐに大ヒットとなり、ビルボードでは3週連続1位を獲得。
売上げは100万枚を突破し、坂本九はゴールドディスクを贈られています。
また、その後も世界69カ国で発売され、
累計1,300万枚を売り上げたと言われています。

日本人が唯一ビルボードで1位を取ったことで有名なこの曲ですが、
実は、英語以外の楽曲が全米1位を獲得したことはほとんどありません。
（私の知る限り6曲ほど）
いかに坂本九の成し遂げたことがすごいかわかりますね。


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　　　　　　　　　　 　　 演劇ニュース＆コラム
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■上原多香子初舞台
ミュージカル「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」にて

■「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」作品詳細
人気のB級ホラーミュージカル

■赤いシリーズ復活
山口百恵主演の人気ドラマが新キャストで

■愛・地球博のミュージカル
海外からの招待公演も行われています

■星の王子さま
宮崎あおい主演で再演

■ミュージカル「阿国」作品詳細
和製ミュージカルの傑作

■演劇チケット情報
5/11〜17発売分


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■「ニンゲン御破産」（松尾スズキ）
中村勘九郎を主演に迎え、大人計画の面々に加え、
吹越満・浅野和之・片桐はいりなど豪華出演者で上演された幕末大河ドラマ。



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　　　　　　　　　　 　今週の舞台・演劇用語
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「迫り」（せり）

舞台設備の一つで、
舞台床面の一部がそこだけ切り取られたように上下（昇降）する
仕掛けのことを指す舞台用語です。
主に、本舞台にあるのを「迫り」
花道にあるのを「すっぽん」と呼びます。

迫り上がってくるという意味から名前の付いた「迫り」ですが、
演出効果を高める役割の他、
場面転換のスピードアップや、立体感のある舞台装置の要としてなど、
多種多様な活躍をしております。
大きい武家屋敷などが、舞台の下からド〜ンと上がってくる・・・
そんな大がかりな舞台転換は感動ですよね。
これは、次の場面のセットが奈落に出来上がっており、
迫りを利用するからできることなのですね。

現在はもちろん電動式で、
「最大重量○○トン」、「スライド式で舞台装置5セット組めます」
などとハイテクな劇場が増えておりますが、
ルーツをたどれば、そこはやはり手動。
お客様を感動させるための努力とはいえ、頭が下がる重いです。

また、残念ながらこの「迫り」における事故というのも存在し、
落下や機械にはさまれてなど、命を落とした方もいらっしゃいます。
舞台に立たれる方は気をつけてくださいね。
次回は「パンチ」という用語をご紹介しようかなぁっと思っております。

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あとがき

ビデオリサーチの調査に拠ると、
ラジオの深夜放送リスナーがシニア層に多くなっているそうです。
聴取者のうち50代以上の割合が、午前0時〜で42％、
午前3時〜では66％にもなるということです。
一方、3時〜の10代の聴取者は僅か1％。

3時〜と言うと、オールナイトニッポン(ANN)2部の時間帯で
深夜族の若者向けパーソナリティが務めているイメージがありましたが
それも昔の話なんですね・・・
最近はテレビも一晩中放送していますし、
ネットやDVD普及の影響が大きいのでしょうか。
今、ニッポン放送(LF)3時〜は深夜放送創設期の人気アナ
アンコーこと斎藤安弘が毎日担当していますし、
放送局側も中高年をターゲットに切り替えているようです。

私も昔からラジオ好きで、今もラジオをかけつつ書いていますが
最近はラジオ番組にも勢いがないなぁという感を抱いてしまっています。
ANNで考えても、中島みゆきやたけし、とんねるずなどは
ラジオを中心に人気が盛り上がった感がありますし、
その前、22時の時間帯では
三宅裕司や伊集院光、QRの吉田照美なども大人気になりましたよね。
それがLFでは、今春からデーモン小暮がパーソナリティとなり、
この時間帯までも中年がターゲットになってしまったのでしょうか・・・
おかげで私は楽しく聞いていますが、
若者のラジオ離れも感じてしまい、寂しい気もしてしまいます。

けれど、今でも「抱かれたい男ランキング」で1位を争う福山雅治は
かなりラジオに力を入れて活動されていますよね。
そういう面での福山の人気は、見た目や実力の要因は勿論ですが、
ラジオなどのトークから伝わる人間性の部分が大きい気がしますし、
故に男性にも人気があるように思えます。

今ではネットで自分の想いなどを伝えることは可能ですが
やっぱり生声で語りかけるのは一番相手に伝わる手段ですよね。
車や災害時の利便性もありますし、
時代が変わっても、残って欲しいメディアの一つと願っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　kantaro
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