2006/1/25

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
         お芝居めるまが「シアターリーグ」  
Vol.179                http://www.moon-light.ne.jp/
      発行部数 まぐまぐ:4112 めろんぱん:145 melma:85
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

1938年の今日、1月25日は、石ノ森章太郎・松本零士の誕生日です。

「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」などの松本零士と
「サイボーグ009」「仮面ライダー」などの石ノ森章太郎。
日本を代表する偉大な漫画家二人が
同じ日に生まれているというのは、なんだか不思議な感じがしますね。

ちなみに、俳優の小野寺丈は石ノ森章太郎の長男。
小野寺丈は梅沢武生劇団でデビューし
近年は、自ら立ち上げたJOE Companyなど舞台を中心に活躍しています。

思えば、長嶋茂雄とアントニオ猪木も、
生まれ年は違うものの同じ2月20日生まれ。
こちらは、カリスマ性があるスポーツ界の大スター二人。
こうしてみると、誕生日での占いなども馬鹿にできないかもしれませんね。


◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
              ニュース&コラム
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

第48回ブルーリボン賞
真田広之が三船敏郎に並ぶ3度目の主演男優賞受賞

第50回岸田戯曲賞
佃典彦の「ぬけがら」&三浦大輔の「愛の渦」

宮藤官九郎ラジオ本
「やぁ宮藤くん、宮藤くんじゃないか!」

エレンディラ
蜷川幸雄×坂手洋二×中川晃教

ドラマ台本を携帯で「昼ドラ倶楽部」
東海テレビの昼ドラ

ミュージカル「Endless SHOCK」サントラが1位
ミュージカルサントラとして史上初の首位

第9回鶴屋南北戯曲賞は斎藤憐が受賞
「春、忍び難きを」

映画チケット情報
前売り割引チケット

演劇チケット情報
1/19〜1/25発売分



◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
            今週の舞台・演劇用語
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

「張り出し舞台・前舞台」

劇場にはプロセニアム・アーチ(Proscenium Arch)という
舞台と客席を区切る額縁があり、通常ここに緞帳が設置されています。
このプロセニアム、緞帳より前(客席側)の舞台を「前舞台」と言います。

そして、主にストレートプレイの演劇でよくあるのが、
一部分だけ客席に突き出ている舞台。
これを「張り出し舞台」と言います。
この舞台形式の歴史は古く、
古代ギリシャ演劇の時代からあると言われていますし、
広義では、花道のある歌舞伎の舞台も張り出し舞台に含まれるようです。

この形の劇場は、客席の中に舞台の一部がある感じになるので
舞台と客席の一体感が生まれやすくなる、というメリットがあります。
ですから、お客様も一緒に舞台を創り上げてほしい、という思いのある
中小の劇場で上演される作品に、多く用いられているようです。

また、張り出しがあると、緞帳を幕代わりに使うことも出来るので
緞帳前で芝居を続けながら(緞前芝居と言います)
大がかりな転換を緞帳の中で行うこともできます。
緞前芝居の次は、ガラッと変わったシーンやセットになることが多く、
これも芝居の醍醐味の一つですよね。

張り出し舞台は、劇場や演出によって使われる形が違うことが多く、
大概は大道具さんが作っています。
それぞれの劇場にあわせて「張り出し」を作る作業は簡単ではなく、
足(土台)を組み、平台を乗せ・・・・と、
大道具の人にとっては大変で時間のかかる作業の一つです。

ちなみに「張り出し舞台」は英語で「thrust stage」。
(thrustは「突き出す」というような意味ですね)
そしてこれとは別に、ミュージカルなどの舞台で使われ、
日本語でも一般的な「エプロン(apron stage)」という言葉もあります。
こちらは来週ご紹介しますね。

───────────────────────────────────
取り上げて欲しい「演劇用語」募集中!



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
あとがき

livedoorは大変なことになっていますね。
経済や法律的なことはよくわかりませんが、
フジテレビも提携解消・損害賠償請求へと動いているようですし
昨年話題を集めた両者の提携も、これで終わりそうな雰囲気ですね。

ちょうど昨日まで、両社初の提携事業
ミュージカル「グランドホテル」の公演が行われていました。
チケットの売れ行きはイマイチだったようですが
ここ数ヶ月、テレビ・ネットを通じ、最も広告を見かけた舞台でしたし、
それぞれの得意分野を分担し、いい感じだったように思えたのですが・・・

近年の日本のミュージカル界は
四季・宝塚・東宝でシェアの9割を占めると言われています。
四季・宝塚は劇団で、俳優やスタッフを抱えての公演ですし、
最近ミュージカルへの進出が目立つジャニーズも似たようなものですよね。
結局、企業が主宰する舞台は、ほぼ東宝の独占状態で、
こういう状況は、どんな業界でも喜ばしいことではないように思います。

東宝ミュージカルは、「東宝劇団」と揶揄されてしまうように
似たようなメンバーが使い回されている感じですし、
業界全体を考えると、ここも新風が吹き込まれるのが必要な感じも。
livedoorとフジがそれに該当したか、結果が出ないうちに終わりそうですが
作品の質はともかく、客や話題を集めるのは上手そうな両社だっただけに
何某か風穴をあける可能性はあったような気がします。

昨秋発表された両社の提携項目にも、ミュージカル共催が含まれていましたし
今後の展開が期待されただけに、少々残念に思います。
できれば、両社の提携解消後、
フジ単独でもミュージカルの主催を行ってくれればいいのですが。

                              kantaro
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
 top 

お芝居メルマガ「シアターリーグ」 まぐまぐ登録フォーム