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2002年5月 6日

野球のルール

改めて考えてみることもあまりないけれど、野球のルールってほんとうによくできていると思う。

そしてルールからは離れるけど、規定投球回数(=チーム試合数)、規定打席数(チームの試合数×3.1)っていうのも、よくできていると思う。
ただ、プロ野球を見ていると、規定投球回数に達している投手がだんだん少なくなっているように思う。(正確にデータを見ているわけではないけど)
最近は投手の分業も進んできているし、先発投手も各チーム6人程度揃えている。中6日で先発、っていうのが多いパターン。ということは、週に6試合組まれていることが多いので、週に1回、チーム6試合に1回先発するってこと。
すると、先発した試合に必ず6回まで投げぬかないと、規定投球回数には達しない。もし今日の試合で3回knockoutされたら、来週の先発では9回を投げぬかないとならない。
これは、打者の規定打席に比べてかなり厳しい気がする。打者であれば、ケガなどで一月くらいベンチを外れていても、残り試合をフル出場できれば規定打席に達することも多い。でも投手だと、毎試合完投に近いピッチングをしないと、達することができない。
選手の年俸を見ても打者のほうが高騰しているし、ちょっと投手に不利な条件になっている気がする。
さらに言えば、最近多くのチームが持つようになったセットアッパー(抑えの投手に繋ぐ役割の投手)。パリーグには「ホールド」という賞が一応あるけれど、ほとんど報道もされていない。最近ようやくオールスターに「中継ぎ」という部門ができたけれど、もっと彼等をきちんと評価し、讃えるシステムがあったほうがいいと思う。巨人以外のチームのセットアッパーは、大体給料も安いし。
打者で言えば代打の切り札。今で言えば、阪神の八木やヤクルトの池山なんか。池山は「オールスターに代打部門ができないかな〜」と言っていたが、DHのないセリーグでは、それもいい案のような気がする。.200そこそこでスタメン出場している選手よりも、大事な場面で代打で出てきて、試合を決める一打を打てる選手の方が評価されていいと思うのだけれど。一時期あった「勝利打点」という賞も、いつの間にかなくなっているし。
さらに・・・ってもう少し書きたいことがあるけど文字数が限界だ〜
ということで、このことはまた後日。

「野球のルール」奥付

  • Posted : 2002年5月 6日 02:57
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