PR

2002年8月12日

小話

ある病院に、よぼよぼのおじいさんがやってきました。

「先生、聞いてください!
私の嫁は18歳なんですが、めでたいことに、私の子を身籠もったみたいなんです!」
医者はしばらく考えてから、口を開きました。
「こんな話をご存じですか。
狙った獲物は決して逃がさないハンターがいました。
ところがある日、急いでたためうっかりして、猟銃の代わりに傘を持ってハンティングに出かけてしまいました。
そして熊に遭遇。
彼はまだ傘と気づかずに、猟銃のつもりで傘を構え、弾きがねのつもりで傘の柄をバーンと弾きました。
すると熊はパタリと倒れました。見れば心臓を銃弾が直撃…」
「そんなバカな!あるとすれば、その弾は他の人が撃ったに違いない」
「そういうことです」

「小話」奥付

  • Posted : 2002年8月12日 01:25
  • Prev : « UFO 「LEGEND」
  • Next : 山本浩二采配 »
  • Category : Essay | 管理人の雑文 | シアターリーグ
  • トラックバックURL

    このエントリーのトラックバックURL:
    http://www.moon-light.ne.jp/mt/mt-tb.cgi/204

    コメントする