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2003年8月20日

高速バス飲酒運転事件

大きな事故があったわけでもないのに大きく報道されているようで、
報道態勢としては歓迎すべきことだと思う。

しかし、事件自体を考えると
今回は、通報され、同日事故を起こして逃走した疑いがあることから発覚。
報道が続いているけれど、今回のことは氷山の一角に過ぎないと思う。
あたしは深夜に走ることが多く、以前はマナーということで危険運転について書いたことがあるが、
実際はその何割かは飲酒運転が含まれていると思う。
後ろや横を走るのが怖い程の蛇行、急な加速や減速、
バカが悪意を持ってやっているとは思いにくい走行をしている奴も多い。
今回の事件は、高速バスの運転手ということで、
プロ意識の欠如と併せ、呆れ具合も倍増なわけだが
飲酒まではしていなくても、プロドライバーの中に
雑誌や新聞を読みながら運転している奴は何度も見かけたことがある。
そんなのが追い越し車線を走っていると
危険なことはもちろん、それが渋滞の原因にもなる。
と言うことは
奴等から雑誌等を取り上げるだけで
道路の渋滞問題の何割かは解消、
環境問題も好転、
時間を有効利用できるようになるおかげで日本経済も復活、
雇用も業務発注も活性化され、高速道の無駄な工事も消滅、
経費を外注に垂れ流さなくてすむようになった道路公団は民営化が滞りなく進み、
高速道の通行料は値下げ、
運送各社は経費の削減を企業の拡大や従業員への還元に利用、
元々日本経済も立ち直りを見せていたわけで、
かくしてプロドライバー諸氏も獲得賃金がアップ!

話は変わるが、首都高の制限速度。
湾岸など一部を除いて最高で60km。
一般道の法定速度もそうだが、首都高に至っては、守っている人はほとんど見かけない。
高速でみかけるパトカーも、流れに乗って80kmくらいで走っているように思うんですが、
警察や道路公団、国土交通省などで働いている方々は、ちゃんと法定速度守って走っているんでしょうか?
それができない、もしくはそんな低速走行が危険だってことがわかるのならば
法定速度を現実に沿ったものに改正してほしいものですよね。
先の事件を起こしたJRバス会社の就業規則(飲酒チェックなど)が形骸化していたのではないか、と言うのであれば
高速道の法定速度ほど形骸化しているものはないと思うのだけれど。

「高速バス飲酒運転事件」奥付

  • Posted : 2003年8月20日 18:18
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