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2006年1月 2日

2005年大晦日視聴率

大晦日のテレビ視聴率がビデオリサーチから発表、紅白の視聴率は1部35.4%、2部42.9%でした。

▼大晦日視聴率
NHK 紅白歌合戦1部 35.4% 2部 42.9%
日テレ 泉ピン子のウィークエンダー 10.4%
日テレ 2005年お笑いネタのグランプリ 9.1%
TBS 日本レコード大賞 10.0%
TBS K−1プレミアム2005 14.8%
フジ PRIDE男祭り2005 15.3%(2部17%)
テレ朝 TVタックル超常SP 6.0%
テレ東 年忘れにっぽんの歌 9.3%
(ビデオリサーチ 関東)

紅白は、2部が前年(2004年)の39.3%から3.6ポイント上昇の42.9%。
とはいえ、前年に続いて2番目に低い視聴率でした。
関西では1部32%、2部39.4%と、こちらも前年よりは改善したとはいえ40%割れ。

新聞各社も今日一斉にこの視聴率を報じていますが
おもしろいのは紅白視聴率を報じる見出し。
読売は“「紅白」視聴率、第2部はワースト2位42・9%”
朝日は“「紅白」視聴率、後半42.9% 40%台に回復”
ワースト2位と捉えるか、前年より回復したと捉えるか・・・
政治的な記事でも与える印象が正反対になる見出しの多い両紙ですが、
こんなところでもまったく違う感じですね。

▼紅白2部視聴率
2005 42.9 %
2004 39.3 %
2003 45.9 %
2002 47.3 %
2001 48.5 %
2000 48.4 %
1999 50.8 %
1998 57.2 %
1997 50.7 %
1996 53.9 %
1995 50.4 %
(ビデオリサーチ 関東)

実際はどういう感じかと言うと
この推移を見ると、昨年が一気に下落しただけで
なだらかな視聴率低下は続いている、と見るべきですよね。
昨年が44%程度の数字だったら妥当な感じがしますものね。

そして、紅白に続く2位にはなんとPRIDE。
ここ数年、格闘技ファン向けのPRIDEをフジが、
バラエティ路線に走り一般の視聴者を獲得しようとしているK-1をTBSが、
それぞれ大晦日に放送していましたが、
やはり視聴率ではK-1が勝利を収めていました。

2003年はK-1の19.5%に対し、PRIDEは平均12.2%(1部9.3%、2部17.2%、3部8.9%)
2004年はK-1の20.1%に対し、PRIDEは平均13.9%(1部12.8%、2部18.3%、3部10.8%)
そして今年のPRIDEは15.3%ですから、着実に数字を伸ばした程度で
14.8%というK-1が勝手に落ちただけの感じですね。
数字的には、昨年K-1を見た人が紅白に戻ったという感じでしょうか。

PRIDEは堅実に総合格闘技の大会を続けてきた感じがしますが、
曙やボブ・サップ、ボビーなどの色物や、武蔵などの作られた日本人強豪選手で無理矢理盛り上げてきたK-1。
すっかり人気が凋落してしまった、プロレス同様の道を歩むことになってしまうのかもしれませんね。


それから、昨年のテレビ年間視聴率も発表され、
フジテレビがプライム、ゴールデン、全日の各時間帯で首位に立ち、2年連続の3冠を達成しました。
一昨年数字を伸ばしたテレビ朝日は昨年も好調で、
プライムタイム13.2%の数字で日テレを抑え開局以来初の2位、深夜帯では1位に立ち
全日でも日テレに次いで3位に入りました。

2004年大晦日視聴率
2004年度視聴率はフジテレビが三冠王

「2005年大晦日視聴率」奥付

  • Posted : 2006年1月 2日 19:05
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