和式の舞台家屋装置で、縁側に置かれる石の段。 庭先に出るのにサンダルなどを置く石を「白緑」と言います。 高さは7寸(21cm)、長さ・奥行きはまちまちです。 語源は、 様々に兼用できる色として、 白っぽい緑色と決めて、緑青(ろくしょう)の色に塗ったことから、 その他の様々な色の「石の段」も「白緑」と」呼ぶようになったそうです。 ちなみに高さ(7寸)は、 着物を着た俳優が上手に(優雅に)見える高さだとか。