ジャグリング

「ジャグリング」(juggling)

ボールや棒、輪からナイフまで、様々なものを
複数空中に投げて受け取ったり、回したり、
箱などを使って複雑な動きを見せたりする芸を「ジャグリング(juggling)」、
その芸を見せる人を「ジャグラー(juggler)」と言います。
近年も数多く街角で見かける、もっともポピュラーな大道芸の1つですよね。

様々な演目のある曲芸師の中でも、
最も集中力と運動神経・動体視力を要すると言わるジャグリング。
その歴史は古く、
ピラミッドの壁画にもジャグリングらしき像が描かれている程で、
なんと紀元前1,900年、古代エジプトがルーツと言われています。

別欄でご紹介している「クラウン」(ピエロ)にしても、
中世の王侯貴族お抱えだったそうですし、
一芸に秀でた人が重宝がられるのは、はるか昔からのことだというのがわかりますね。

「ジャグリング」に似た芸で
日本の「お手玉・傘芸・皿回し」なども古来からの芸として有名ですが、
もしかするとルーツはエジプトにあるのでしょうか?
そんなことを考えるとおもしろいですね。


アメリカのジャグラー・Chris Blissの舞台です

「ジャグリング」奥付

  • Posted : 2008年9月 8日 17:00
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  • Category : 大道芸 | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ