お芝居メルマガ「シアターリーグ」

vol.94 2004/6/9




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         お芝居めるまが「シアターリーグ」 
Vol.94                http://www.moon-light.ne.jp/
      発行部数 まぐまぐ:5211 めろんぱん:139 melma:38
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ミュージカル「エリザベート」のデビューから人気を博し、
この夏には「ミス・サイゴン」の出演も決まった井上芳雄が
早くも、セカンドアルバム「空に星があるように」を発表します。

既に井上は、2002年にファーストアルバム「SOTTO VOCE 」を発売。
このアルバムには
人気のきっかけとなったエリザベートのナンバー「闇が広がる」や
福山雅治のヒット曲「桜坂」などが収録されています。

ミュージカル関係のCDと言えば
3月には鈴木綜馬がファーストアルバムを発表しましたし、
今日6/9には、劇団四季アイーダ」のCCCDも発売されます。
これまで、国内の演劇関連のものは
劇場外ではなかなか耳にすることができませんでしたが
こうして様々な作品が発売されるのは嬉しいことですね。

さらに最近は、舞台作品をDVDなどの映像として発売する劇団も
少しずつ増えてきているような気がします。
地方なので好きな劇団や俳優の舞台が観られない方、
観劇未体験で、いきなり劇場に足を運ぶのは・・・という方、
映像化されている作品もありますので、是非ご覧になってみてください!

とは言っても、
やっぱり舞台演劇はライブでこその素晴らしさがあると思うので
できれば劇場に足を向けてほしいと思うのですが・・・

井上芳雄・鈴木綜馬CD



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               演劇ニュース 
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「第58回トニー賞発表!」

アメリカで最も権威のある演劇賞トニー賞
トニー賞は、
1947年より、ブロードウェイで上演された作品を対象に贈られる年間賞。
今年も、その授賞式がニューヨークで行われました。

ミュージカル部門
・作品賞   :「アヴェニューQ」
・リバイバル賞:「アサシンズ」
・演出賞   :ジョー・マンテロ「アサシンズ」
・主演男優賞 :ヒュー・ジャックマン「ボーイ・フロム・OZ」
・主演女優賞 :アイディナ・メンツェル「ウィキッド
・助演男優賞 :マイケル・サーヴェリス「アサシンズ」
・助演女優賞 :アニカ・ノーニ・ローズ「キャロラインと引き換えに…」
・脚本賞   :ジェフ・ウィッティ「アヴェニューQ」
・楽曲賞   :ロバート・ロペス&ジェフ・マークス「アヴェニューQ」
・編曲賞   :マイケル・スタロービン「アサシンズ」
・振付賞   :キャスリーン・マーシャル「ワンダフル・タウン」

プレイ部門
・作品賞   :「僕の妻は私」
・リバイバル賞:「ヘンリー四世」
・演出賞   :ジャック・オブライエン「ヘンリー四世」
・主演男優賞 :ジェファーソン・メイズ「僕の妻は私」
・主演女優賞 :フィリシア・ラシャッド「日なたの干しぶどう」
・助演男優賞 :ブリアン・F・オバーン「フローズン」
・助演女優賞 :オードラ・マクドナルド「日なたの干しぶどう」

デザイン賞
・装置:ユージーン・リー「ウィキッド」
・衣裳:スーザン・ヒルファティ「ウィキッド」
・照明:ジュールズ・フィッシャー&ペギー・アイゼンハワー「アサシンズ」


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☆「0.07/宝クジが当たった男!」(竹村直久)
  大バカ男に宝クジが当たった!
  「今までよくもオレのことをコケにしてくれたなぁ」大金を手にしたら
  人間はどうなるのか、周りの人間はどう反応するのか、
  出演者男女7人、超低予算で上演可能な一場物コメディーです。


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            今週の舞台・演劇用語
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「脇を固める」(わきをかためる)

「脇」とは芝居で言う「脇役」(わきやく)のことで、
以前ご紹介したように、能の世界から生まれた言葉です。
主役のことは「シテ」と呼び、「脇」は「ワキ」と書きます。
能の「ワキ」は現実の男性の役で、面をつけないのが原則となっています。

お芝居は主役(シテ)だけでは務まるはずもなく、
「ワキ」にどれだけ素晴らしい俳優を集めるかに係ってくるわけですね。

この「脇にどれだけいい俳優を集められるか」
といった意味で生まれたのが「脇を固める」という言葉で、
現在、一般的にも使われるようになったのです。


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あとがき

原作も歴代トップの売上げとなった「世界の中心で、愛をさけぶ
映画も大ヒット中のようですが、
アメリカでは、大ヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズの最新作
「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」が6/4に封切られ
興行成績初登場1位と、予想通り好調な出足を見せているようです。

新作の初登場1位は珍しくもないじゃないか・・・とお思いかもしれませんが
先週までの1位は、公開18日で興行収入3億ドルを突破し、
これまで「スパイダーマン」が持っていた
公開22日目の史上最速記録を塗り替えた「シュレック2」なのです。
同作は、昨年「ファインディング・ニモ」が達成した、
3億3900万ドルの、アニメ映画興収記録更新もまもなく、といった状況。
ちなみに「シュレック」の第1作は
アメリカのアニメとしてはじめて、
カンヌ映画祭のコンペティション部門に選出され、
アカデミー賞長編アニメーション部門作品賞を受賞した映画です。

しかし、こうも映画界に景気のいい話が多いと
世の中が不景気になると映画が流行る、という話を思いだしてしまいます。
日本でも、せっかく景気の底を打ったと言われているのに
最近の原油高・・・
日本のみならず、世界経済的にも危機を感じてしまいます。

そういえば、あたしが子供の頃には
2000年には原油は採掘しきってしまう、と教わってきたような気がしますが
現在はどうなっているのでしょう・・・?
さらに思いだしたのですが、景気が悪くなると流行る物には、
映画だけでなく、ボーリングも言われていたような気が。
最近ボーリングはどうなんでしょう?
池袋ウエストゲートパーク」で
主人公のマコトが賭けボウリングで小銭を稼いでいましたが
ドラマが人気の頃は、やっぱり流行ったのでしょうか?
ドラマ「池袋」と言えば、時の人・窪塚洋介も出演していましたが・・・
支離滅裂に長くなったので、俳優・窪塚洋介については
次回レビューに書きたいと思います。

ともあれ・・・
夏を前に、おもしろそうな映画が多いのは、とっても楽しみですよね。
「シュレック2」日本での拡大ロードショーは、7/24〜
「ハリー・ポッター」新作の拡大ロードショーは、6/26〜です。
                          kantaro
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