2008年7月 9日

vol.307 | ナダルvsフェデラー

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         お芝居めるまが「シアターリーグ」 

Vol.307                 http://www.moon-light.ne.jp/
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今日はジェットコースターの日。
1955年の今日、後楽園ゆうえんちにジェットコースターが作られました。

一般に「ジェットコースター」という名前で知られている
遊園地のアトラクション。実は「ローラー・コースター (Roller coaster)」
というのが正しい名称で、「ジェット・コースター」というのは
後楽園ゆうえんちに作られたコースターの固有名詞です。
SONYの「ウォークマン」が有名になったため、携帯音楽プレイヤー全般を
「ウォークマン」と呼ぶようになったのと同じ感じですね。

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            演劇ニュース&コラム
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ピンク・フロイド「ザ・ウォール」
ミュージカルの製作が計画されているようです

アクロス・ザ・ユニバース
ビートルズの楽曲で構成されたミュージカル映画

シンデレラ the ミュージカル
モーニング娘。×タカラヅカ第2弾

韓国ミュージカル2
「韓国で相次ぐミュージカル上演不許可騒動」という記事より

ブロードウェイ・ミュージカル「スウィング!」
今夏来日公演が行われます

映画「マンマ・ミーア!」公開
日本公開は未定

演劇チケット発売情報
7/2〜7/8発売の演劇・ミュージカルのチケット発売情報

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             今週の舞台・演劇用語
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「バタフライ」(Butterfly)

英語で蝶(チョウ)を意味する「バタフライ」。
その動きや形から、泳ぎ方の名称や面積が小さい三角の下着など、
様々な分野で使われる言葉となっていますが、
舞台演劇、特に大道具の世界で「バタフライ」と言うときは、
三角形のベニヤ板を指して使われます。

「バタフライ」は、平台と箱足や人形を繋ぐのに使う
筋交い(すじかい)の役目をするベニヤ板で、
15cm四方くらいの正方形を半分に切った、直角三角形が一般的です。
他のジャンルのバタフライと同じく、
その外観を蝶の羽に見立て、こう呼ばれているのでしょうね。

ちなみにベニヤ板は、舞台を製作するときにかなり重宝します。
カッターで簡単に切ることができますし、安く、入手も容易。
釘でトントンと打って終わり!僅かな時間で簡単に何でもできる上、
場所も取らず、バラすのも楽で、さらに使い回しまでできるのです。
舞台、特に大道具の世界では、
たかがベニヤ板、されどベニヤ板なのです。


次回は「はんぺん」という演劇用語をお伝えします!
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あとがき

日曜日に、男子テニス・ウインブルドン決勝ナダルvsフェデラーを見ました。
22時にテレビ放送が始まって、終わったのが翌朝6時近く。
夜中なので眠気と闘いながらとはいえ、見ている私が疲労困憊でしたから、
プレーしている二人の体力と精神力には、感動すら憶えてしまいました。

試合内容も、神々が戯れでやっているんじゃないかという程の高いレベルで、
プレッシャーがかかる場面になればなるほどスーパープレーが飛び出し、
最後までどちらが勝つのかわからない、素晴らしい試合でした。
試合や勝負ごとでは、人知を越えた「流れ」を感じることがありますが、
この試合では技術・作戦など、具体的な要因の元に1つ1つの勝負が決まり、
それが積み重なることで1つの試合へとなっている感じで、
実は試合に「流れ」なんて存在しないんだな、ということを感じました。

つまり「これはいけるぞ」とポジティブになれば積極性や好プレーが生まれ、
そういう相手に呑まれたりネガティブになったりすると消極性やミスに繋がり
その連続が「流れ」というものになっているのでは、と思ったわけです。
ですから「流れ」というのは、自分や相手から発生する心理・精神の優劣が
プレーへ影響してしまっているものに過ぎず、目の前の現象に一喜一憂せず、
相手に呑まれず、常に自分のベストを尽くすことに集中するのが
何よりも大切だということなのではないでしょうか。

まぁ、言うと当たり前のことですが、実行するのは難しいですよね。
しかし、例えば舞台演劇で誰か1人のミスが元で
芝居全体がグダグダな流れになってしまうケースを見かけるように、
これはどんなことでも当てはまることにも思えます。
こうして偉そうに毎週「あとがき」を書いている私も、
まずは自分の精神状態などで出来に波がでないよう、
常に自分のベストを尽くせるよう頑張ります。。。

                               kantaro
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■発行 : 有限会社moon-light

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「vol.307 | ナダルvsフェデラー」奥付

  • Posted : 2008年7月 9日 15:00
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