お芝居めるまが「シアターリーグ」

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　　　　　　　　　お芝居めるまが「シアターリーグ」　

Vol.322 　　　　　　　　　　　　　　　　http://www.moon-light.ne.jp/
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1958年の今日は、
日本初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」が公開された日です。

中国の民話「白蛇伝」を元に、演出：藪下泰司、
声の出演：森繁久弥・宮城まり子で創られたアニメ映画「白蛇伝」。
同作を制作・配給した東映は、これをきっかけに東映動画株式会社を発足。
今では日本を代表するアニメ制作会社の東映アニメーションとなっています。

なお2006年には、東映アニメ50周年を記念して、
市川右近・安倍なつみ等の出演で「白蛇伝-White Lovers
」は舞台化されています。

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　　　　　　　　　　　　演劇ニュース＆コラム
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■歌舞伎座建て替え・複合ビルへ
2010年4月の公演を最後に

■映画「鈍獣」
演出：河原雅彦・脚本：宮藤官九郎の舞台「鈍獣」が2009年に映画化

■演劇空間が閉鎖
演劇の動画配信サイト「演劇空間」が今月いっぱいでクローズ

■劇団四季「キャッツ」千秋楽決定
2009年4月19日で千秋楽になることが発表されました

■メンディングテープ
セロテープに似た貼ると透明になるテープ

■安蘭けいが宝塚退団
星組トップスターの安蘭けいが来年4月26日付で退団

■映画前売りチケット
10/25〜公開映画の全国共通前売り割引チケット

■演劇チケット発売情報
10/15〜10/21発売の演劇・ミュージカルのチケット発売情報

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　　　　　　　　　　　　　今週の舞台・演劇用語
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「助成金」

文化である演劇や舞台芸術には、様々な団体が様々な助成を行っています。

助成の種類や金額が最も大きいのは、やはり国（文化庁）が行うものです。
有名なのは、独立行政法人である芸術文化振興会の基金による助成で、
政府出資の約500億円と民間からの寄付約100億円を原資に運営されています。
他にも、文化庁が数種類の文化芸術に関する助成事業を行っていますし、
都道府県などの各地方自治体などでも、多くの地域で助成が行われています。

次に、セゾンや光文シエラザードなどで演劇ファンにもお馴染みの、
公益法人による助成があります。
演劇に関わる助成を行っている団体の多くが「文化財団」という名称で、
企業などが寄付した財産を元に設立されています。

また、別途に公益法人を設立するまでは至らなくとも、
「メセナ」と呼ばれる、企業による文化支援も数多く行われています。
一般企業による出資というと、スポンサーという形での公演などが
思い浮かぶかと思いますが、メセナの助成認定制度を利用することで、
企業側は寄付金として損金処理ができるメリットがあり、2007年度には、
10億円以上の寄付があって、200以上の団体が助成を受けています。

このように助成には様々な種類がありますが、いずれも援助してもらうお金で、
ましてや公の助成を受ければ税金を使うことになるわけです。
当然、助成を受けられるまでには厳格な審査がありますし、
また認めてもらってからも、出資してくれた方々の期待に応える
良質な舞台を創造することと、クリーンなお金の使い方が必須になりますね。

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あとがき

携帯電話に楽曲をダウンロードできる「着うたフル」を、著作権者に無断で
行った疑いで、携帯サイト「第(3)世界」の運営者2人が逮捕されました。
このサイトは2006年頃に開設し、会員数は100万人以上、
これまでに1億2,000万円もの広告収入を得ていたということです。
このサイトを違法だと認識していた人がどの程度いたのかわかりませんが、
会員数100万とはすごい人数ですよね。

音楽ソフトの販売は、CDなどのパッケージからネット配信などのデータに
移行しつつあり、特に着うたの利用数はどんどん増えているようですが、
自分が購入したCDやmp3等の音楽ファイルを、
簡単に携帯電話で使えないのはなぜなのでしょうね。
特に着信音として使うにはかなりの手間暇と技術が必要となるので、
多くの人は1曲数百円ほどもする音質の悪い着うたを、
高いパケット代を払ってダウンロードしているわけで、
要は関係する業界が儲けるための仕組みとしか考えられませんよね。

著作権者に無断で音楽を配信するのはアーティストの権利を侵害することで、
明らかな著作権法違反です。しかし、同じ音楽ソフトを2度も販売するような
業界のやり口にも、納得できないものを感じます。
特に某音楽著作権協会は、CCCDやiTunes Storeの日本上陸時などにも
儲け主義の姿勢がかいま見えただけに、暴利をむさぼろうとするから、
違法サイトを利用する人がこんなにも多いのでは、とも思ってしまいます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　kantaro
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■発行 : 有限会社moon-light

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