vol.418 | Ustreamのトーク番組を見ました
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Vol.418 http://www.moon-light.ne.jp/
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夏の高校野球は沖縄の興南が春夏連覇を達成して幕を下ろしましたが、
高校生の文化の祭典・第34回全国高等学校総合文化祭も8月1日から開催され、
演劇部門では前橋南高校が最優秀校に輝いています。
この高総文祭で優秀校に選ばれた4校は、28日より国立劇場で公演を行い、
その模様は9月5日にNHK-BS2で放送されます。
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演劇ニュース
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■朝倉摂展 アバンギャルド少女
舞台美術家・朝倉摂の個展9月10日から横浜のBankART Studio NYKで開催
■映画「十三人の刺客」
三池崇史監督でリメイク・かなりの豪華キャストです
■LISMOオリジナルドラマDVD発売
7タイトルを11月より順次発売
■劇団四季「オペラ座の怪人」名古屋公演千秋楽決定
2011年1月30日に千秋楽
■ハーパー・リーガン
長塚圭史演出・9月よりパルコ劇場などで上演
■ホリプロお笑いライブ シネマ ON TIME
またまた新たな舞台を映画館で生中継する企画が
■ブルーマン・ギフトチケット
劇団四季に続いて
■クチロロ「スカイツリー」
Podcastで舞台を再構築した音源を公開
■映画特化型フラッシュマーケティングサイト「ドリパス」
映画館チケットを共同購入するサイト
■映画「BECK」
ハロルド作石の人気コミックを堤幸彦監督で映画化
■ミュージカル「黒執事 千の魂と堕ちた死神」を映画館で上映
5月に上演された舞台を映画館で上映
■水夏希・さよなら公演をライブ中継
9月12日公演をTOHOシネマズ生中継
■武士の家計簿
堺雅人・仲間由紀恵主演・12月公開
■D-BOYSスペシャルユニット・ファン投票
投票は26日まで
■2010/08/28公開映画
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今週の舞台・演劇用語
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「一声、二顔、三姿」
芝居の世界では、良い役者の素養は「一声、二顔、三姿」と言われます。
「一声、二振、三男」という表現もあるのですが、
ともかく美男子であることや背格好が良いこと、
所作や立ち振る舞いが綺麗だったり上手かったりすることよりも、
発声や台詞廻し、声質などの口跡が最も重要だと言い表しているものです。
これは古くから歌舞伎の世界で言われている表現ですが、
独特の言い回しがある歌舞伎ならではの考え方というわけではなく、
例えばシェイクスピア「ハムレット」では「hear」、
つまり台詞や芝居を「聴く」と表現されているものもありますし、
当時の舞台は聴きに行くものだったとも伝えられています。
現在は、声をマイクで拾って拡声することもできますが、
以前は生の声で観客にはっきりと台詞を伝えることが必須であり、
今よりもさらに重要だったということは言えそうです。
また、私たちが普段人と接していても、動きや身振りよりも、
ちょっとした声色や話し方から、相手の気持ちや心情を理解するものですし、
芝居としても「声」が最も重要だということかもしれません。
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■取り上げて欲しい「演劇用語」募集中！
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あとがき
昨日、映画「東京島」(28日公開)関連のトークライブ
「窪塚洋介の東京島TV」というUstream生中継番組を見ました。
番組は、吉村プロデューサー進行のもと窪塚洋介がトークをするもので、
はじめは仕事をしながらチラチラ見れば良いかと思っていたのですが、
興味深い内容で、ついつい1時間以上見入ってしまいました。
おもしろかった一番の理由は窪塚洋介が真摯に語っていたからだと思いますが、
番組自体もお酒を飲みながらのリラックスした雰囲気で、
なかなか良い感じのトーク番組になっていたように思いました。
また、進行役のプロデューサーも上手く話を引き出していたと思え、
一緒に仕事をした信頼関係のような強みなのかなという印象も。
聞き手は、必ずしもトークのプロが良いわけではないのかもしれませんね。
テレビでもたくさんのトーク番組がありますが、インタビュアーとなる
タレントやアナウンサーの質問がくだらなかったり、
言動が無礼であったりすることが非常に多いですし、
おかしな編集や演出で発言が歪められることがあったり、
放送時間の都合で大事なところがカットされていたりと、
トークを聞くという観点では、あまり良いことがない感じがします。
逆に言えば、話を聞きたくなるようなゲストを迎え、腕の良いインタビュアー
さえいれば、生放送で安くておもしろい番組が作れそうな気がするのですが、
なぜ日本のテレビはあまりやろうとしないのでしょうね。
ちなみに今回のUstream番組は、アーカイブとして掲載されるそうですので、
生で見られなかった方も視聴できるようになるということです。
kantaro
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