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2011年5月 6日

■朗読Legend III 「日本浪漫 -あなたに残したいことばのアルバム-」

壤晴彦率いる演劇倶楽部『座』と、フジテレビアナウンサーによる
朗読Legend III 「日本浪漫 -あなたに残したいことばのアルバム-」が7月に上演されます。

「詠み芝居」を上演する壤晴彦率いる演劇倶楽部『座』と、
フジテレビアナウンサーのコラボレーション「朗読Legend」(朗読レジェンド)。
2009年「宇治十帖」、2010年「仮名手本忠臣蔵」に続く第三弾公演は、
『座』主宰の壤晴彦が日本のさまざまな短文の中から、忘れ難いことばの数々を紡いだアンソロジー「日本浪漫 -あなたに残したいことばのアルバム-」。

今回のステージでは、各章ごとに、美しくも、力強いことばで綴り、
それぞれの場面で「日本の四季」「こころの情景」「美しき日本・いとおしい日々へのオマージュ」等を表現。
構成・演出・脚本は壤晴彦、出演はフジテレビ・アナウンス室のメンバーと、『座』の15名が予定されています。

朗読Legend III 「日本浪漫 -あなたに残したいことばのアルバム-」は、
7月2日13時と17時、3日13時に日本橋三井ホールで上演。
チケットは、前売5,000円、当日5,500円、学生3,500円(全席指定・税込)で、5月28日発売。
ぴあでは、5月7日より先行抽選プレリザーブ。
主催の演劇倶楽部『座』では、特別先行予約を5月9日より受付。

朗読Legend III 「日本浪漫 −あなたに残したいことばのアルバム−」チラシ


朗読Legend III 「日本浪漫 -あなたに残したいことばのアルバム-」
日程:2011/7/2〜7/3 日本橋三井ホール(東京)
構成・演出・脚本:壤晴彦
出演:フジテレビアナウンサー/演劇倶楽部『座』
チケット:[東京]

【出演】※出演者は一部変更になる場合があります。
■フジテレビアナウンサー
向坂樹興・笠井信輔・奥寺健・榎並大二郎・福井慶仁・木下康太郎・松尾紀子・吉崎典子・
阿部知代・田代優美・川野良子・佐々木恭子・藤村さおり・山本麻祐子・梅津弥英子・
戸部洋子・松尾翠・細貝沙羅・山﨑夕貴
■演劇倶楽部『座』
壤晴彦・内山森彦・高山春夫・森一馬・佐藤光生・忌部祥・岩本由・蒔村三枝子・ 
溝上伊都子・相沢まどか・五十野睦子・秦和子・大坂優・冨田美恵子・武藤淳子

【スタッフ】
構成・演出・脚本:壤晴彦
音響:寺田泰人(SCアライアンス)
照明:望月太介 (A.S.G)
舞台監督:加藤事務所
宣伝美術:久末冴子 
特別協力:三井不動産株式会社/協力:ALGO
企画制作:演劇倶楽部『座』/フジテレビジョン


※2011/5/24追記
フジテレビマルチシアターにて制作発表が行われ、
「朗読Legend3特別編」として、笠井信輔、佐々木恭子、梅津弥英子、細貝沙羅、 山崎夕貴が朗読の実演を行った他、
2011年度新人アナウンサーの三田友梨佳、竹内友佳、生田竜聖が参加し、挨拶が行われました。

演出:壤晴彦(演劇倶楽部『座』)
残念なことですが、今回の震災が起こったことで、多くのことを見直さなければならない時代が来たのだ と思い、
いまもう一度、あやうく忘れかけていた何かを取り戻すために、今回の朗読「日本浪漫」を企画しました。
他の国にはない、「日本」固有の素晴らしさを、改めて見直す機会になるよう、美しく力強く、 そして元気の出る朗読劇に仕上げたいです。

笠井信輔※「逃げたらあかん(著:石川洋)」朗読
今回読む「逃げたらあかん」という詩に出逢ったのは、津波で全てが流されてしまった仙台市内の小学校 を取材したときでした。
10年前に埋めたタイムカプセルを掘り起こすと聞き、現地へ行きました。
そのタイムカプセルの中には、親が娘や息子に宛てた「大人になった子供へ」という手紙が入っていて、
その中の一つの手紙に石川洋さんの詩が添えられていました。
それを読んだとき私は、子供が大人になっ たとき、目の前の困難をどう乗り越えるかを書いた詩のように思えました。
東京に帰り、すぐに石川洋さんのことを調べ、詩集を購入し、今回の朗読劇で披露させていただくことを決めました。
被災地で3週間にわたり取材を行い、そこで得た想いを舞台で伝えたいです。

奥寺健
私どもアナウンサーは報道に携わるものとして、被災地に取材に行き、多くの方に出逢い、多くの出来事に向き合いました。
そこで、たくさんの勇気付けられる「ことば」、元気付けられる「ことば」」と出逢い、今改めてことばの持つ力を感じています。
「心を繋ぐ朗読ライブ」として、美しい日本の「ことば」を皆様にお届けしていきたいと思います。

佐々木恭子※『家郷の訓』より「父親の躾(著:宮本常一)」朗読
今回久しぶりの参加です。2歳の子供を相手に毎日読み聞かせを行っていますが、一人の人間を集中させるのは大変で、
読んで聞かせることの難しさを感じています。原点に立ち返って、今回の舞台に立ちたいと思っています。

梅津弥英子※『反響』より「雲雀(著:伊東静雄)」朗読
子供を抱きしめたり、おいしいご飯を食べたり、仕事をしたりという、当たり前のことがありがたいことなんだと改めて感じました。
祖父や祖母に聞かされたことを、子供や側にいる人に聞かせ、伝え残していきたいと思います。

細貝沙羅※「美しき天然(作詞:武島羽衣/作曲:田中穂積)」「かあさんの歌(作詞・作曲:窪田聡)」 朗読
以前先輩の舞台を観たときはまるで魔法に掛かったような気持ちで、私もいつか絶対に参加したいと思っていました。
今回参加できることになってドキドキワクワクしています。
1人のアナウンサーとして技術を高め、多くの人に楽しんでもらう舞台にしていきたい。
日本語の美しさや想いを込めながら自分の気持ちを出せる朗読をしていきたいと思います。

山崎夕貴※「美しき天然(作詞:武島羽衣/作曲:田中穂積)」「かあさんの歌(作詞・作曲:窪田聡)」 朗読
初めて舞台を観たとき、先輩のいつもと違う顔を知って、どれだけ幅が広いんだろうと先輩の凄さを実感しました。
私が去年朗読を観た際、心に訴えかけられたように、朗読の暖かさや素晴らしさをみなさんに伝えられる舞台にしたいです。

木下康太郎
フジテレビアナウンス室が大好きなので、一つの作品に先輩と取り組めるのが楽しみです。
「とくダネ!」の大先輩でもある笠井さんや、榎並さんともご一緒できるので、情熱的なお二人に熱い気持ちの伝え方を学ばせていただきたいです。

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朗読Legend II 「仮名手本忠臣蔵」
日程:2010/11/5〜11/6 日本橋三井ホール(東京)

朗読Legend 「宇治十帖」
日程:2009/7/11〜7/12 四谷区民ホール(東京)

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「朗読Legend III 「日本浪漫 -あなたに残したいことばのアルバム-」」奥付

  • Posted : 2011年5月 6日 19:11
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