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2002年5月12日

煙草のタール・ニコチン量

今日の朝日新聞1面。

「人気たばこのタール・ニコチン実測値公開 厚労省」 厚生労働省の分析で日本たばこ産業(JT)の人気たばこ7銘柄の箱に表示されているタールとニコチンの値(表示値)が、実際に近い吸い方で測った値(実測値)と大きく異なる問題で、厚労省は銘柄名を朝日新聞記者に情報公開した。
開示内容によると、セブンスターは、タールの実測値が1本当たり31・4ミリグラム、ニコチンは2・66ミリグラムと表示値の2倍以上で、ともにショートピース(フィルターなし)の表示値を上回っていた。マイルドセブン、キャビン・マイルド、マールボロ・ライト・メンソールもタールは表示値より10ミリグラム以上多かった。
(http://www.asahi.com/paper/front.html より)
この記事に付記すると、ニコチン・タールの表示値が正しいのか?という問題は以前から言われていたことで、JTが発表・箱に明記している量は、国際標準のISO方式という方法で測定した結果。煙草の吸い方は個人差・国際差が当然あり、それを世界的に統一測定しようということでできたのがISO方式で、人により実測値が変わるのは当たり前のこと。
例えば酒なら、アルコール分何%とわかれば、誰が飲んでもアルコール量は測定できるけれど、煙草なんて半分で消す人と根本まで吸う人じゃ、それだけで倍くらいは摂取量が変わってくるでしょ。
あたしに言わせれば、またまたやってくれましたね〜朝日!という感じ。
こんな書き方したら、JTが虚実表記してるみたいでしょ。在日朝鮮人問題や戦争慰安婦問題で、朝日の情報操作を批判する世論がだいぶあったのに、まったく懲りていないらしい。

「煙草のタール・ニコチン量」奥付

  • Posted : 2002年5月12日 03:03
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