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2003年6月 4日

パチスロ

最近、体感機を使って不正に出玉を稼いだとして、遊戯者が逮捕される事件が多発している。
パチスロやパチンコは、乱数を拾って当たりかハズレを決定しており、
当たりがある周期を狙って打てば、当たりの確立が上がるという方法論。
そこで、低周波治療器を使い体に振動を与えることで、
一定のリズムで当たりを狙って打つというもの。

報道を見ていると「新しい違法行為」「新手の窃盗行為」などの謳い文句が目立つ。
しかし実際は10年以上前から使われていた、単なる攻略の手口の1つに過ぎず、
これがなぜ違法行為なのか、あたしにはさっぱり理解できない。
電波発信機を使って、誤作動させて当たりを引き出せば、それは明らかにゴト行為だし、
盤面を開けたり、磁石を使って不正動作させるのも、もちろん違法行為だ。
けれども、機械を使おうが何だろうが、
一定のリズムで打つことが、なぜ違法行為や窃盗になるというのだろうか?
客が勝つか負けるかは店が決めるので、言われたとおりに金を突っこんでいなさい、と言っているようにしか思えない。

しかし、店側はそうしてくれるのが一番なのは当たり前で
それはそれでいいとしても
なぜ10年以上前から行われていた攻略法に対して
今頃「違法行為」として、司法や警察が動き出したのかが理解できない。
しかも、多くのマスコミもそれに加担し、当然違法行為であるかのような報道を行っている。
不思議なのは、業界関係者向け情報誌を発行している「遊技通信」では
同様のニュースを伝える原稿で
「パチスロ台を誤作動させないため、違法とは言い切れない」との一文が、きちんと書かれている。
そもそも業界関係者にしてみれば、このようなことが大昔から行われていたことは常識で
今更新手の手法だなどと騒ぎ立てる必然性があるとも思えない。

ということは、どうもこの最近の話は
司法か警察主導で行われているような気がしてならない。
その裏にはなにがあるのか?
体感機を販売しているであると思われる、
不法滞在外国人の一掃や、暴力団資金源の断絶などの
安易に想像がつき、且つ清い理由であってくれればいいのだが・・・

「パチスロ」奥付

  • Posted : 2003年6月 4日 19:11
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