はじめまして。
わたしたちは、「かわいい」×「古典」をコンセプトに舞台芸術作品を創るクリエイションチーム、クリム＝カルムです。

何百年という時を越え受け継がれてきた古典作品には生や死、愛といった永遠のテーマが含まれ色褪せない美しさがあります。
そして”伝統”という技術はしばしば”様式”として語られがちですが、そこに込められた‘想い‘こそを大切にしていきたいとクリム＝カルムは考えています。
それは古典作品を上演当時そのままの姿で再現することに囚われず、時代の価値観に合わせてリデザインすることで紡がれてきた｀想い｀や｀願い｀をドリップしようという試みでもあります。
シンプルな装飾と透明な心情を乗せた舞台芸術のカタチを追究していく、そんな団体です。


さて、今回のお知らせは2018年3月20日（火）～25日（日）に池袋にある「スタジオ空洞」で上演します『ロミオとジュリエット』の出演者募集についてです。
以下、募集要項でございます。応募はＷＥＢサイトの専用フォームからお申込み下さい。
ＷＥＢサイトはこちら→　https://crimecalme.themedia.jp/
新宿発の舞台芸術作品に興味のある皆様のご応募をお待ちしております！



【募集要項】
募集配役　主役を含む全ての役
応募条件　クリム＝カルムに興味があり、18歳以上で稽古に全日程参加出来る方。
　　　　　※20歳未満の方は、保護者の同意が必要です。
応募締切　9/30 23:59
応募方法　https://crimecalme.themedia.jp/
問合せ先　crimecalme@gmail.com
開催日時　2017年10月2日(月)・4日(水)・6日(金)　 18時～22時
開催会場　新宿区内スタジオ
参加費用　無料　※課題テキストはＷＥＢサイトから各自ご用意ください。
選考内容　1.自己PR　2.課題審査　3.ワークショップ　4.面接
稽古日程　2018年1月から、平日夜週3日
稽古場所　新宿区内スタジオ


【公演概要】
演目　ロミオとジュリエット＝断罪
演出　ｓｏｌａ
題材　ウィリアム・シェイクスピア「ロミオとジュリエット」
脚本　西荻小虎
会場　スタジオ空洞　（東京都豊島区池袋3-60-5　地下１階）
期間　2018年3月20日（火）~25日（日）　全11ステージ
物語　１４世紀、イタリアの都市ヴェローナは大きな権力争いに巻き込まれていた。 ローマ教皇と神聖ローマ帝国皇帝との聖職者叙任権をめぐる争いは、ヴェローナ市民を二つの派閥に分断してしまう。「モンタギュー家」を代表とする教皇支持派、そして「キャピュレット家」を代表とした皇帝支持派である。１３０１年、キャピュレットの陰謀によりモンタギューが失脚。それに合わせローマ皇帝直属の「聖堂騎士団」が拠点をヴェローナへと移す・・・ １３０２年のヴェローナは様々な思惑が渦巻き、いつ破裂してもおかしくない状態であった。 　 が、それは大人たちの事情。青年たちはそれぞれの世界を描いていた。 モンタギュー家の青年ロミオは聖堂騎士団長エスカラス公爵の娘ロザラインに恋をし、ロザラインはロミオの親友ベンヴォーリオと愛し合い、ベンヴォーリオはジュリエットとロミオを引き合わせようとする。マキューシオはロミオたちといたずらをしてまわり、その兄パリスはジュリエットに恋をする。パリスの親友ティボルトは妹ジュリエットを案ずる。 そして事件は起きる・・・ 青年たちの恋、闘争は大人たちを巻き込み、やがては時代に変革をもたらすかがり火となる。 騒乱の彼岸にはルネッサンスの狼煙がうっすらと見え始めていた。


【代表より】
とにかくカワイイものが好き！でもカッコイイのも好きなの！欲張りで大胆、それが大人の女だと思うのよ。 「ロミオとジュリエット」にはそれが全部入ってる。繊細でロマンティック、そしてと～っても甘い！ そして最後はビターな後味。ホント最高に大好きなの！でもちょっと古いところがあるよね。 だから今回はいいとこそのままでスタイリッシュな舞台にしたいわ。若さ＝美しい、なんてちょっと違うわよ。 美しさっていうのはもっとこうスパイシーなものだわ。大人のカワイイ・カッコイイがたくさん詰まったアートにするわ！　
-péché=mignon･delacroix-