2005/10/5

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         お芝居めるまが「シアターリーグ」 
Vol.163              http://www.moon-light.ne.jp/
       発行部数 まぐまぐ:4422 めろんぱん:146 melma:76
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1980年の今日は、山口百恵が日本武道館で引退コンサートを行った日です。

1972年、テレビのオーディション番組「スター誕生」で準優勝。
ホリプロにスカウトされ、翌73年に映画「としごろ」でデビュー。
森昌子・桜田淳子と「花の中三トリオ」と呼ばれ大人気となりました。

1974年、映画「伊豆の踊子」で三浦友和と共演。
以後、二人の共演作が続き、二人の仲も噂されていましたね。
そして1980年3月、三浦友和と山口百恵は婚約を発表。
25年前の今日、武道館コンサートをもって山口百恵は引退、
11/29に結婚しました。山口百恵は当時21歳でした。

ちょうど昨日からTBS系で
「赤い運命」が綾瀬はるかの主演で3夜連続放送されていますね。
これはTBSテレビ50周年記念として
山口百恵などが主演した「赤いシリーズ」中3作がリメイクされるもの。
6月に放送された石原さとみ主演の「赤い疑惑」
現在放送中の「赤い運命」に続き、
年内には第3弾、深田恭子主演の「赤い衝撃」も放送予定です。


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              演劇ニュース&コラム
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中島みゆき「夜会」
来年は初の大阪公演も決定

古畑任三郎
来年の正月に3夜連続放送でシリーズ終了

写真集「日本劇顔」
写真家・十文字美信による俳優たちの写真集

ホリプロタレントスカウトキャラバン
グランプリは名引友利恵

「グランドホテル」岡田真澄が降板
主催者側からの申し出だったようです

大泉洋単行本&ドラマ主演
「水曜どうでしょう」の単行本&連続ドラマ「おかしなふたり」

好きな俳優ランキング
今月は「ふ〜ほ」で始まる俳優ランキング

演劇チケット情報
9/29〜10/5発売分


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■「天国を向いて歩こう」(辻野正樹)
この作品は第2回近松門左衛門賞の最終選考対象となりました。
ネット心中をブラックユーモアで描いた作品です。
ワンシチュエーションで、暗転なしの一幕物。
笑いと恐怖が同居する異色作です。


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            今週の舞台・演劇用語
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「人形劇」(にんぎょうげき)

一口に「人形劇」と言っても、
穴の空いた人形に手を入れ指で操るギニョール(指人形)、
吊した糸で操るマリオネット(操り人形)、
一体の人形を何人かで操る人形浄瑠璃(文楽)など、
人形・動かし方は様々なものがあります。

人形劇の歴史は把握できないほど古く、
世界各国の地域・民族において、宗教的・娯楽的・個人的など
様々な用途で用いられてきました。
子供が人形を動かして遊ぶことも、一種の劇、演じることだと考えると
人形の歴史=人形劇の歴史と言えるかもしれませんね。

日本においては、
人形浄瑠璃が500年程前の安土桃山時代に始まりましたが、
それ以前から宗教・娯楽的な人形劇が存在したと言われています。
また現在の日本でも、文楽やテレビなどで見かける人形劇以外に、
人形劇を専門に行っている劇団なども存在し、
様々な形で人形劇は行われています。

わざわざ手の掛かる人形を作り、それを用いて何かを表現する。
一見手間な様にも感じますが、
生身の人間では表現できない世界を人形に託すことで、
伝えたいことをお客様に届ける。
考えれば奥深さを感じますね。
子供向けという印象の強い人形劇ですが、
文楽をはじめ、大人も楽しめる演目もたくさん上演されています。
みなさんも機会があったら是非観劇してみてくださいね。

さて次回はガラッと変わり「エチュード」という用語をお届けします。



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あとがき

NHK番組改編問題の報道では、朝日新聞の釈明に対し
自民党の安倍幹事長代理や読売・産経新聞はもちろん、
多くのテレビや毎日・日経などでも朝日の体質を批判しています。

一方、avexがアスキーアートキャラクターの盗用をした「のまネコ問題」では
最近殺人予告の問題が生じたため、ネット以外でも報道されてはきましたが、
テレビなどが情報源の方の間では、ほとんど知られていなかったと思います。

朝日の件は、報道の根幹に関わる問題と
各マスコミが挙って大々的に報道していますが、
avexの件も、創作・著作権の根幹に関わる大問題のはず。
ネットで展開するメディアでは連日のように報道されていますが、
テレビなどでは、報道しない(できない)何かがあるということでしょうか。
伊集院光はラジオで、のまネコ問題などでavexを批判した後
「それで俺がいなくなったらよろしく」と結んでいましたが。

朝日の捏造記事は問題外の話だと思いますけれど、
何らかの理由によって報道しないということは、
報道の透明性などに関して大差ないような気もします。
最近blogが流行っているのも、
捏造する意味を持たず、マスコミが報道できない「何か」もない
第三者の発する情報が重要視されてきているからかもしれませんよね。

                              kantaro
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