2009年2月18日

vol.339 | 越路吹雪


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         お芝居めるまが「シアターリーグ」 

Vol.339                 http://www.moon-light.ne.jp/
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1924年の今日は、越路吹雪の誕生日です。

1951年まで宝塚歌劇団で活躍し、
その後は女優・シャンソン歌手として国民的人気を誇った越路吹雪。
特に、マネージャーで作詞家の岩谷時子と共に、
多くのシャンソンを日本に紹介したのは大きな功績と言えそうです。

2003年には、越路吹雪の生涯を元にした舞台「越路吹雪物語」が
ピーター(池畑慎之介)の主演で創られ、その後も再演を重ねています。
また2005年にはフジテレビ「女の一代記」でドラマ化され、
このときは宝塚歌劇団の後輩にあたる天海祐希が越路役を務めています。


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              演劇ニュース
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宝塚こだわりアラカルトTHE DVD
5種類の企画DVD発売

四重人格
The WHOの「四重人格」がイギリスで舞台化

第59回ベルリン国際映画祭
園子温監督「愛のむきだし」が2つの賞を受賞

幸せ最高ありがとうマジで!
本谷有希子作・演出の舞台がDVD化

「二人の貴公子」「赤い城 黒い砂」
シェイクスピアの同じ作品を原作にした舞台が宝塚と松竹で上演

宝塚雪組娘役トップに愛原実花
つかこうへいの長女

さよならシアタートップス 最後の文化祭
東京サンシャインボーイズも復活公演

「R-1グランプリ2009」に俳優・鬼頭真也
ハイレグタワー所属の俳優

ABBA・マンマ・ミーア!のアルバムが大ヒット
サントラはもちろんABBAベストアルバムも

演劇チケット発売情報

■2009/2/21〜公開映画前売りチケット


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             今週の舞台・演劇用語
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「プロローグ」「エピローグ」

小説などで、本編が始まる前の前置きの部分を「プロローグ」、
本編が終わり、結びの部分を「エピローグ」と言いますよね。
演劇においても同じように用いられ、日本語に訳するならば
「序章」「終章」、もしくは「序幕」「終幕」といった感じでしょうか。

語源は、英語の「prologue」「epilogue」。
これら英語の語源は、紀元前ギリシア時代の言葉に由来しており、
プロローグやエピローグも、他の多くの演劇文化と同じように、
ギリシア時代からの様式であることが伺えます。

舞台演劇におけるプロローグには、大別して2つのパターンがあります。
1つは、芝居の本編に入る前に、口上役が物語の背景などを説明するもの。
これは「前口上」と同意で、近年では狂言回しが担う場合が多いでしょうか。
もう1つは、本編とは別の1シーンを設け、物語へのイントロダクションの
役割を果たすパターン。この場合、本編は回想や空想の中のシーンであるなど
劇中劇の形であることも多いですね。

一方のエピローグも、プロローグの対語として同じように用いられ、
「前口上」の対義語としては「納め口上」と言います。

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あとがき

NHKーBSで「ゴッドファーザー」Part1〜3を連夜放送していたので、
気合いを入れてテレビにかじりつきました。
改めて今さら私が感想を述べるまでもないと思いますが、
さすがに歴史に残る名作だけあって、特に1と2は非常に堪能しました。

Part3も、世間で言われる程悪い映画ではないと思ったのですが、
娘役で出演していたソフィア・コッポラの芝居の下手さには驚きました。
私がこれまでに見たあらゆる作品の中で、最も豪快に作品をぶち壊しており、
3を低評価の方は、彼女の演技に由るところが大きいのかもしれません。

しかし、人間ドラマが絡むサスペンス系の映画が好きな私にとって、
ゴッドファーザーは最後に取ってあった、絶対に面白いはずの映画でした。
これまでは、どんなに良い映画を観ても、
「まだゴッドファーザーがあるぞ、楽しみ楽しみ」と、ほくそ笑んで
いられたのですが、見終わってしまった今、残された楽しみが・・・

と、これまでは思っていたのですが、
昔観た良い映画を最近見直すと、すっかり内容を忘れてしまっていて、
もう一度新鮮に楽しめてしまうことがほとんど。
大昔であるはずの10代の頃に観た映画は憶えていたりするのですが、
特に30を過ぎてから観たものは、なかなか・・・
今後は観たい作品を取っておかずに、早く観るようにしようと思います。。。

                               kantaro
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■発行 : 有限会社moon-light

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「vol.339 | 越路吹雪」奥付

  • Posted : 2009年2月18日 15:00
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