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2005年5月24日

コールドマウンテン

DVDで観ました。
昨年、第76回アカデミー賞6部門でノミネートされた名作ですが噂どおりの良作でした。

コールドマウンテン
2003年 アメリカ映画

原題:Cold Mountain
監督・脚本:アンソニー・ミンゲラ
出演:ジュード・ロウ/ニコール・キッドマン/レニー・ゼルウィガー/ドナルド・サザーランド/ナタリー・ポートマン/フィリップ・シーモア・ホフマン

南北戦争の中、たった一度口づけを交わしただけの、
愛する女性の待つ故郷へ旅を続ける脱走兵と
彼を待つ恋人の苦難を描いたラブ・ストーリー・・・
という謳い文句で、たしかにそういう物語だったのですが
内容云々以前に、
「男」と「女」を上手く描けている映画だなぁということを思ってしまいました。

まず、男は戦場から女性の元へ帰ろうと脱走するのですが
これが逆だったらそうはならないんだろうなぁ・・・
ということを勝手に思い、男の私としてはちょっと寂しく思ってしまいました。
まあ、戦争を始めるのも、戦場に赴くのも男なのですから
そんな仮定の空想は仕方ないことなんだと思いますが・・・

そしてラストも、女にしてみればわりとHappy Endingですよね。
ハッピーではないにしても、それでも幸せを感じて生きていける。
あのおばあさんにしてもそうですよね。
これも、逆だったらあり得ないことなんだろうなぁ・・・なんて思ってしまいます。
おばあさんではなく、おじいさんが生き残ったら。
女ではなく、男が生き残ったら。
きっとハッピーなその後はないような気がします。
根本的に、女性は強いんですよね。きっと。

この映画を観て、
とても感動しましたし、すごく良い映画だと思ったのですが
戦争の悲惨さや、素敵なラブストーリーということよりも
男は女の為に生きるけれど、女はそうではないのよ
ということを言われているような気がして
なんだか一抹の寂しさも感じてしまいました。

この映画の感想としてはちょっと違うような気もしますが、
後から思うと、
途中に出てくるエピソードも、男のもの悲しさを表現しているように感じてしまいます。


作り手側のことでは
同作でアカデミー助演女優賞を受賞したレニー・ゼルウィガーをはじめ、俳優もみんな素晴らしいです。
ニコール・キッドマンも、これを撮った頃は30代半ばなんですよねー
なんだか10代にも40代にも見えてしまう不思議さがあります。
上手いということなのでしょうか?
役柄上、太っている時代は美麗さを感じられずちょっとショックでしたが・・・

150分という長い映画でしたが
飽きずに観られましたし、それは良いのですが
問題なのは、この映画がR15指定ということ。
映画の主題が何かによって変わってくるとは思いますが、
私の感想では、残忍な戦争シーンも、SEXシーンも具体的に撮らなくてもいいように思いましたので
たしかに、それで物語にリアリティは出ましたけれど、その辺りは改善してほしかったような。
と言うより、そもそもこの内容の映画でR15にする必要自体ないと思うのですけれど。

原作は、全米でベストセラーとなった同名小説のようなので
これから私も読んでみたいと思っています。

DVDコールドマウンテン
コールドマウンテン コレクターズ・エディション
コールドマウンテン〈上〉
コールドマウンテン〈上〉
コールドマウンテン〈下〉
コールドマウンテン〈下〉

コールドマウンテン DVDレンタル DMM

「コールドマウンテン」奥付

  • Posted : 2005年5月24日 00:56
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  • Category : Cinema−Review | 管理人の雑文 | シアターリーグ
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