2010年2月17日

vol.391 | CMの音量

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         お芝居めるまが「シアターリーグ」 

Vol.391                 http://www.moon-light.ne.jp/
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1906年の今日は、坪内逍遥・島村抱月を中心に文芸協会が設立された日です。

自由劇場と共に新劇運動の中心と言われる文芸協会。
同年11月、第1回公演が歌舞伎座で行われ、
坪内逍遥「桐一葉」「常闇」と「ヴェニスの商人」が上演されました。

1909年、坪内逍遥が運営に直接関わるようになり(いわゆる後期文芸協会)、
演劇研究所を開設。1910年の第1回公演「ハムレット」、1911年第2回公演
「人形の家」では、一期生の松井須磨子が大きな評判を呼んだそうです。
しかし、1913年の第6回公演を最後に文芸協会は解散。
同年、島村抱月・松井須磨子を中心に芸術座が旗揚げされています。


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「朗読劇」(ろうどくげき)

「朗読」とは、声に出して文章などを読み上げることで、
その朗読だけで演じる劇が「朗読劇」です。
最近は「リーディング(reading)」という表現も定着してきましたね。

ですから朗読劇は、所作などがなく、台詞などの声だけで上演されるもの
と捉えられそうですが、まったく動きがないと決まっているわけではなく、
むしろ身振り手振りなど多少の動きがあることの方が多いかもしれません。

それよりも朗読劇の大きな特徴としては、
台本を手にしながら上演されることが多いということが挙げられます。
また、視覚に頼らない演劇のためか、音楽もより重要視されることが多く、
楽器の生演奏と共に公演が行われることも多い印象です。

公演は、俳優が1人で全てを朗読する形から、
一般の演劇のように役を割り当てて演じるケースまで、様々な形態があります。
また、俳優が立っていることもあれば、椅子に座って演じる場合もあり、
衣装をまとっていることもあれば、そうでないこともあるなど、
一言に朗読劇と言っても、様々な上演形態があると言えそうです。

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あとがき

オリンピックが開幕しましたね。
私は、スケートのことはまったくわからないのですが、
パフォーマー、表現者として超一流だと感じられるフィギュアの高橋大輔の
演技を心待ちにしています。このメルマガが発行される頃には
SPが終わってしまっていると思いますが、後悔が残らないような、
観衆に魅せる演技を披露してほしいなぁと願っています。

ところで、こうしたオリンピックなどのスポーツの大会があると、
どうしてもテレビを生で見る機会が増えるのですが、気になるのがCMの音量。
番組より明らかに音が大きくなっていると感じるのは気のせいでしょうか?
しかも、画面を見ていてもドキッとする電話やドアフォンの音が使われたり、
わざと下手な歌や発声練習を使ったりと、苦痛にしか感じられない音も多く、
私はCMが始まると音を消す作業を繰り返してしまいます。

CMには、映像作品と呼びたくなるようなクオリティの高いものも多いですし、
ぼんやり映像を眺めているだけでも興味深いものもあるだけに、
こうしたテレビ局のやり方は少々残念に思えます。全ての音量を統一さえ
してくれれば、CMの時にも消音しないで済むのですが・・・

しかしネットでも、いろいろなサイトにアクセスしていると、
ページを開くなり勝手に爆音が轟くことが数多くありますよね。
動画や映画のサイトでは、いきなり音が出るかもしれないという心構えも
ありますが、それ以外のサイトでは好印象を抱くことは少ない気がします。
これも、再生ボタンを押すようにすれば済む話で、
要は視聴者、ユーザーのことを考えていれば回避できることに思えます。
と、まあ偉そうに書いていますが、私もアクセスしてくださる方のことを考え、
今後もサイトを運営していかなければと、改めて思った次第です。

                               kantaro
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「vol.391 | CMの音量」奥付

  • Posted : 2010年2月17日 14:46
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