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2005年1月28日

■松尾敏伸が顎関節症で「KITCHEN」降板

4/5〜シアターコクーンで上演予定の「KITCHEN」
出演予定だった松尾敏伸が顎関節症のため降板、代役に勝地涼が発表されました。

「KITCHEN」は、4/5〜24
東京・渋谷のBunakamuraシアターコクーンで上演。
1995年にロンドンで初演された、タイトルどおりキッチンを舞台とした現代劇。
作:アーノルド・ウェスカー、改訳:小田島雄志、演出:蜷川幸雄
出演:成宮寛貴、勝地涼、高橋洋、須賀貴匡、長谷川博己、杉田かおる、品川徹、大石継太、石井智也、
鴻上尚史、津嘉山正種、他(オフィシャルサイトより)

しかし、顎関節症の為に降板ですか・・・
顎関節症とは、顎関節(耳の前にある口を開けると動く関節部)が開かなくなる病気。
あごが外れる状態の逆という感じでしょうか。
報道によると松尾敏伸は「再発」と書かれていますので、
俳優だと仕事にも差し障ってしまいますし、ちょっと可哀想ですね。

顎関節症は、あたしも患ったことがあるのですが
まともに喋れず、ろくに食事もできず、辛かった憶えがあります。
そうそう、くしゃみが出るときが辛かった!
くしゃみは出るのに、口が開けない。
しかし、くしゃみは強制的に口を開こうとするのです。
言ってることが矛盾していますが、その矛盾をくしゃみが引き起こすのです。
あぁ思いだしただけでも痛い・・・

治療法としては、
マウスピースで少しずつ口を開いていく、という昔ながらの方法が一般的のようですが
あたしは、患部に点滴を打って一気に治す方法をとりました。
(と言うか、医者に勧められてそうなりました。)
何でも最近できた方法で、たぶん治ると思う、という甚だ不安な説明だったのですが
マウスピース使用だと根本的な治療にならないらしいので
失敗しても医学の為と諦めてやりました。
結果、数日間は関節がギーギー鳴って顔を動かすのもストレスを感じましたが
1週間くらいでほぼ元通りに。
あたしが患ったのは数年前なのですが、
今でもこの治療法は残っているようなので、他の人でも問題なかったのだと思います。
顎関節症でお悩みの方は、口腔外科で治療法を聞いてみるといいかもしれません。

しかし、なんで顎関節症はなってしまうのでしょう。
あたしが医者に尋ねたところ「原因はわからない」と言われ、
きっと使わないからだと思う、というような答えだったので
風呂の中で(暖かく関節が弛んでいそうなので)毎日口を大きくパクパク・カクカクさせています。
ちょっと人には見せられません・・・
(まぁ風呂に入っているところ自体見せられたものじゃありませんが)
とりあえず、あたしはそのおかげかどうかわかりませんが再発はしていませんので
患われたことのある方は、治った後に試してみてください・・・

なんだか顎関節症の話になってしまいました。

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「松尾敏伸が顎関節症で「KITCHEN」降板」奥付

  • Posted : 2005年1月28日 02:25
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  • Category : 俳優 | 演劇ニュース | シアターリーグ