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2005年5月26日

■米タイム誌のベスト映画100

アメリカのタイム誌は23日、映画担当記者などが選出した「ベスト映画100本」をサイト上で発表しました。

選出したのは同誌の2名の映画評論家で各々100本を選出、調整の上100本に絞ったそうで、特に順位はつけていないそうです。
世界的に有名なタイム誌の企画とはいえ、2名で選んだものですから、けっこう好みが強く入っていそうですね。

日本映画からは、下記4本が選出。特に「生きる」は1950年代のベストムービーに選ばれています。
1952年 「生きる黒澤明監督
1953年 「東京物語」小津安二郎監督
1953年 「雨月物語」溝口健二監督
1961年 「用心棒」黒澤明監督

年代毎ベストムービーは
1920年代 「メトロポリス」フリッツ・ラング監督
1930年代 「孔雀夫人」ウィリアム・ワイラー監督
1940年代 「市民ケーン」オーソン・ウェルズ監督
1950年代 「生きる
1960年代 「仮面 ペルソナ」イングマール・ベルイマン監督
1970年代 「チャイナタウン」ロマン・ポランスキー監督
1980年代 「デカローグ」クシシュトフ・キェシロフスキ監督
1990年代 「パルプ・フィクション」クエンティン・タランティーノ監督
2000年代 「トーク・トゥ・ハー」ペドロ・アルモドバル監督

さすがにここに選ばれるような作品はDVDになっていますね。
しかしパルプ・フィクションが選ばれちゃうんですねぇ。
私も大好きな映画ですが、こういうところに並んでいると違和感があるような・・・
しかも、なぜかこの映画だけが品切れで再発されていないようです。

ちなみに、最多の作品を連ねた監督はマーティン・スコセッシ監督の3本。
しかし、意外なことにスコセッシはまだアカデミー賞を受賞したことがありません。
グッドフェローズ」(1990年)
レイジング・ブル」(1980年)
タクシードライバー」(1976年)

俳優ではロバート・デ・ニーロが突出して多く、上記3作品以外にも以下3作が挙げられています。
ゴッドファーザー」(1972年)
ゴッドファーザー PARTII」(1974年)
未来世紀ブラジル」(1985年)
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「米タイム誌のベスト映画100」奥付

  • Posted : 2005年5月26日 23:27
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