三谷幸喜がオリジナル歌舞伎「決闘！高田馬場」 | 演劇ニュース

■三谷幸喜がオリジナル歌舞伎「決闘！高田馬場」

来年3月、パルコ劇場で三谷幸喜作オリジナル歌舞伎「決闘！高田馬場」の上演が決まったと
日刊スポーツが報じています。

脚本家三谷幸喜氏（44）が、オリジナル歌舞伎を手掛けることが20日、明らかになった。
来年3月に東京・渋谷のパルコ劇場で行われるパルコ歌舞伎「決闘！高田馬場」（製作・松竹株式会社）を作・演出する。
市川染五郎（32）ら人気歌舞伎俳優が出演する豪華版。
初めて歌舞伎を書き下ろす三谷氏は「歌舞伎の伝統をふまえた上で、新しいチャレンジをしたい」と、構想を膨らませている。
※引用：日刊スポーツ 2005/11/21

近年は新解釈の歌舞伎や、宝塚との共演、蜷川幸雄や野田秀樹等他ジャンルの演出家による歌舞伎など、
新たな試みの多い歌舞伎ですが、異端児的な三谷幸喜の手にかかると一体どうなるのか楽しみですね。
同記事によると、市川染五郎の他にも市川亀治郎、中村勘太郎など
歌舞伎の人気俳優が出演予定に名を連ねています。

「決闘！高田馬場」は、1694年2月11日に起こった事件で、
「ひた走る堀部安兵衛」の下りで有名な講談「高田馬場の仇討ち」や
稲垣浩・マキノ正博監督、阪東妻三郎主演の映画「決闘高田の馬場」など、数多くの映画や芝居の題材になっています。
今年の9/6にも、フジテレビ系で藤田まこと主演ドラマ「決闘・高田の馬場」が放送されています。
こちらの原作は池波正太郎「堀部安兵衛」