ANJIN　イングリッシュサムライ | 演劇ニュース

■ANJIN　イングリッシュサムライ

2007年「ヴェニスの商人」に続いて、グレゴリー・ドーラン＆市村正親＆藤原竜也の舞台
「ANJIN　イングリッシュサムライ」が2009年末から上演されます。

市村正親と藤原竜也は、2006年に2人芝居「ライフ・イン・ザ・シアター」で競演。
2007年には、イギリスの劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)のアソシエイト・ディレクターである
グレゴリー・ドーラン(Gregory Doran)演出のシェイクスピア「ヴェニスの商人」でも再び競演。
このグレッグ・市村・藤原のトリオが、今冬「ANJIN　イングリッシュサムライ」を上演します。

イングランドではシェイクスピア、日本では徳川家康が存在していた1600年前後が物語の舞台。
日本に漂着したウィリアム・アダムス(William Adams)は海賊と誤解されて処刑されそうになるが、
キリシタンの助けなどでなんとか命拾いをし、後に三浦按針として徳川家康の外交顧問となる。
そんなアダムスの激動の人生と、徳川家康、宣教師、割拠する戦国武将たち、外国人商人たちの交流と葛藤を描く大歴史劇。

キャストは、徳川家康役に市村正親、狂言回しとなるキリシタンの青年役に藤原竜也。
ウィリアム・アダムス役には、「人形の家(A Doll's House)」のヘルメル役で
1997年トニー賞の助演男優賞を受賞しているオーウェン・ティール(Owen Teale)。

このような物語・登場人物のため、舞台は日本語と英語が入り交じったものになり、上演の際は字幕も使用するとのこと。
台詞の半分が英語となる藤原竜也は、この作品のために英国へ留学しているそうです。

●ホリプロ五十周年記念　日英合作「ANJIN イングリッシュサムライ」
日程：2009/12/10〜1/18　天王洲銀河劇場(東京)
　　　2010/01/22〜1/31　シアター・ドラマシティ(大阪)
演出：グレゴリー・ドーラン
脚本：マイク・ポウルトン
脚本共同執筆：河合祥一郎
音楽：藤原道山
出演：市村正親/オーウェン・ティール/藤原竜也/鈴木亮平/桜田聖子/床嶋佳子/小林勝也/高橋和也/植本潤
チケット：[東京][大阪]
DVD：2010/9/15発売：ANJIN イングリッシュサムライ
ANJIN イングリッシュサムライ [DVD]