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2009年8月24日

■ムービーアイが倒産

映画配給会社のムービーアイが、8月4日に東京地裁へ自己破産を申請。事実上の倒産となりました。

ムービーアイ・エンタテインメント株式会社は、2000年4月に設立。
いわゆる独立系の映画配給会社だったのですが、
2005年「ミリオンダラー・ベイビー」、2006年「クラッシュ」、
2007年「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜」、2008年「フィクサー」など、
アカデミー賞受賞作など良質な洋画の配給を数多く手掛けていました。

さらに、2001年には市川準監督「東京マリーゴールド」を共同で製作。
その後も、2006年「夜のピクニック」、2007年「悪夢探偵」など何作かの映画製作をも行っていました。

帝国データバンクの大型倒産速報に拠ると、
同社は2008年中の上場を目指して準備を進めていたものの、金融不安の影響で上場を断念。
しかし、上場を見越して作品の買い付けを行っていたことから先行する形で支出が増加、
昨秋からの金融不安の影響で金融機関からの資金調達も困難となり、資金繰りが急速に悪化。
様々な対策も奏功しなかったことから、倒産へと至ったということです。
負債は、今後変動する可能性があるものの債権者約291名に対し約42億8984万円。

独立系の映画会社では、4月にワイズポリシーが倒産、
ザナドゥーも事実上の倒産状態に陥っており、
今年に入って3社目の映画配給会社の倒産となります。
ムービーアイは独立系の映画配給会社の中では大手という印象でしたし、
買い付ける海外の映画はクオリティの高い作品が多かっただけに、この倒産は残念なところです。
ただ、製作に携わった上記2作などは、どう贔屓目に観てもクオリティの高い作品とは言い難かっただけに、
精力的に製作に進出したことが、裏目に出てしまったのかもしれません。

今後も、製作・配給を担当した作品である「のんちゃんのり弁」が9月26日に公開予定、
「指輪をはめたい」が年内公開予定と告知されていましたが、果たしてどうなるでしょうか。
なんとか日の目を見られるようになると良いのですが・・・

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「ムービーアイが倒産」奥付

  • Posted : 2009年8月24日 00:18
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