「チャーリーとチョコレート工場」舞台化 | 演劇ニュース

■「チャーリーとチョコレート工場」舞台化

映画「チャーリーとチョコレート工場」が、ミュージカルの舞台になると欧米で報じられています。

ティム・バートン(Tim Burton)監督、ジョニー・デップ(Johnny Depp)主演でヒットした映画
「チャーリーとチョコレート工場」(Charlie and the Chocolate Factory)は、
1964年に発表されたロアルド・ダール(Roald Dahl)の「チョコレート工場の秘密」(原題は映画と同一)を元に創られた作品。
1971年にも同じ原作を元に、メル・スチュワート(Mel Stuart)監督で
「夢のチョコレート工場」(Willy Wonka & the Chocolate Factory)というタイトルの映画が創られています。

そして今度は、同作をミュージカルの舞台化する企画が進行中だと、欧米のメディアが報じています。
企画を進めているのは、舞台と映画の両ジャンルで演出家として活躍するサム・メンデス(Sam Mendes)。
BBCなどの報道に拠ると、脚本はデイビット・グレイグ(David Greig)、
作詞・作曲は「ヘアスプレー」などの、マーク・シャイマン(Marc Shaiman)とスコット・ウィットマン(Scott Wittman)。
なお公式なアナウンスはまだ何もなく、これらは海外メディアが報じていることですのでご注意ください。

※追記
アメリカのメディアが伝えるところに拠ると、やはり演出はサム・メンデスが務め、
ミュージカルは2011年末にウエストエンドでプレミア、その後ブロードウェイでも上演する予定だということです。

※2012/6/19追記
海外複数のメディアが報じたところに拠ると、
ワーナー・ブラザースが2013年6月にロンドンのパラディアム劇場(London Palladium)でプレビューの後に開幕と発表したということです。
振付はトニー賞・オリビエ賞受賞者のピーター・ダーリン(Peter Darling)、
セット・コスチュームデザインはマーク・トンプソン(Mark Thompson)。チケットは10月発売予定。

●ミュージカル「Charlie and the Chocolate Factory」
日程：2013/6〜　パラディアム(ロンドン)
演出：サム・メンデス
脚本：デイビット・グレイグ
音楽：マーク・シャイマン/スコット・ウィットマン
振付：ピーター・ダーリン
原作：ロアルド・ダール
CD：2013/10/1発売：Original London Cast Recording

●映画「チャーリーとチョコレート工場」
公開：2005/7/15
配給：ワーナー・ブラザーズ/アメリカ映画
監督：ティム・バートン
脚本：ジョン・オーガスト
原作：ロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」
出演：ジョニー・デップ/フレディ・ハイモア/デヴィッド・ケリー/ヘレナ・ボナム＝カーター
DVD：チャーリーとチョコレート工場 [DVD]