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2010年12月16日

■映画「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」

五反田団・前田司郎の小説「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」が自らの脚本で映画化、2011年5月に公開されます。

劇団・五反田団を主宰する前田司郎は、
「生きてるものはいないのか」で、2008年に第52回岸田國士戯曲賞を受賞。
2005年「愛でもない青春でもない旅立たない」で小説家としてデビューすると、
2006年「恋愛の解体と北区の滅亡」で野間文芸新人賞を受賞。
2007年「グレート生活アドベンチャー」は第137回芥川賞候補に。
2009年に「夏の水の半魚人」で、第22回三島由紀夫賞するなど、小説家としても活躍しています。

そして、2008年12月に上梓された小説「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」が、映画化されることが決まりました。
前田司郎の小説が映画化されるのは今作が初めて。

同作は、長い同棲生活を経て結婚した「新婚なのに、もう倦怠期。」な夫婦が、
1泊2日の新婚"地獄旅行"へと旅立つヒューマン・コメディ。
監督は「GSワンダーランド」の本田隆一、脚本は前田司郎が自ら担当。
キャストは、主役となる新婚夫婦役に竹野内豊・水川あさみ。
その他、樹木希林、柄本明、片桐はいり、荒川良々、橋本愛、でんでん、山里亮太など、個性の強いメンバーが脇を固めています。
映画「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」は、2011年5月 新宿バルト9他にて全国公開。

※2011/01/18追記
映画公開日が5月14日に決定。
また、2月24日から開催される「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011」で、クロージング作品として上映されることも決定しました。
映画祭では、2月27日18時からアディーレ会館ゆうばりで上映。チケットは1月20日発売。

映画「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」画像1 映画「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」画像2 映画「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」画像3
(c)映画 「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」製作委員会


「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」
公開:2011/5/14
配給:GAGA
監督:本田隆一
脚本:前田司郎
原作:前田司郎「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇
出演:竹野内豊/水川あさみ/樹木希林/片桐はいり/荒川良々/橋本愛/でんでん/山里亮太/柄本明
チケット:[全国券][オフィシャルサイト]
Blu-ray:11/4発売:大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 【Blu-ray】
DVD:11/4発売:大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇 【DVD 】

●STORY
大木信義(竹野内豊)と咲(水川あさみ)は、新婚なのに、もう倦怠期。
新居に引越しをしてみたものの、特に気持ちが盛り上がることも無く、些細なことでの痴話喧嘩が絶えない。
そんな中、近所のスーパーの怪しげな占い師(樹木希林)に勧められ、2人は1泊2日の新婚"地獄"旅行(温泉付き)に行く羽目に・・・?!
"地獄"で出会う奇妙な人々や、2人を迎える不思議な出来事。
この奇想天外な旅路の果てに、2人は愛と情熱を取り戻せるのか――。

●前田司郎「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇
大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇

●キャスト・コメント
竹野内豊(大木信義役)
★映画では初コメディ挑戦ですが、やってみた感想
狙い過ぎず、極力ニュートラルな気持ちで臨みました。
ただ、樹木希林さんや柄本明さん、荒川良々さんなど、個性の強めな方とご一緒だったので、自分自身も楽しんで演じることができました。

★映画の中の地獄に行ってみた感想
(地獄は)悪く無かったです。温泉もありましたし(笑) 個性的な方が多く、飽きなかったです。

★コメディということで、何か役作りや参考にした映画、俳優さんは?
特にありませんが、共演させて頂いた樹木希林さんのお芝居には、芝居と言えど、本気で笑ってしまいました。
自分には、樹木さんのマネなど到底できないですが、色々な表現方法を学ばせて頂きました。

★水川あさみさんと夫婦役ということで、水川さんと共演して
相手の芝居を受けて、自分の芝居を表現する、素晴らしい女優さんだと思いました。
撮影中も、終始明るく、スタッフの方を気遣う方なので、現場の雰囲気も良く、楽しく撮影できました。

★今回の役で目指した夫婦像
今回の台本のほとんどが、水川さんとの日常のとりとめのない会話が多く、自分が演じた信義がボケで、
水川さん演じた咲がツッコミのような関係の夫婦だったので、テンポのいい、思わず笑ってしまうような、見ていて、なんか幸せを感じる夫婦になっていればと思います。

水川あさみ(大木咲役)
★どんな夫婦像を目指したか?
お互いが隣に居て当たり前になっているような、いい意味で空気のような夫婦像を目指しました。

★映画の中で地獄に行ってみた感想
それはそれは、非日常の貴重な経験でした。大変な思いも沢山しましたが、楽しかった思い出です。
でも、"サキ"と"ノブ"として行ったから楽しめたのかなとも思うので、"水川"として行くのは遠慮します(笑)

★竹野内さんと夫婦役ということで、竹野内さん共演して
今までの竹野内さんの「クールでかっこいい」っていうイメージとは全く真逆にある、"ノブ"という役をどう演じるのかなと、とても楽しみでした。
どちらかというと、普段の竹野内さんは、実は"ノブ"に近いんじゃないでしょうか(笑)竹野内さん自身はとても優しく、どんな風に打っても予想外に楽しく打ち返してくれました。

(c)映画 「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」製作委員会

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「映画「大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇」」奥付

  • Posted : 2010年12月16日 18:47
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