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2011年2月27日

■「たいこどんどん」

井上ひさし追悼ファイナルBunkamuraシリーズ「たいこどんどん」が、蜷川幸雄の演出で5月に上演されます。

「たいこどんどん」は、日本橋の薬種問屋の若旦那・清之助と、たいこもち桃八が、
ひょんなことから漂流した東北・釜石から、各地を転々としながら江戸へと戻る二人を描いた物語。
井上ひさしの直木賞受賞後の第一作として書いた小説「江戸の夕立ち」を自ら劇化し、1975年に発表した作品。
以降、数多くの劇団などによって上演が繰り返されており、近年では2006年に前進座が上演しています。

この「たいこどんどん」が、蜷川幸雄の演出で上演されます。
蜷川幸雄×井上ひさしは「藪原検校」「道元の冒険」「表裏源内蛙合戦」「ムサシ」に続いて5作品目。
Bunkamuraでは、3月に上演される井上ひさし追悼公演「日本人のへそ」、
5月の小曽根真プロデュース・トリビュートコンサート「井上ひさしに捧ぐ」に続く、井上ひさし関連の大作となります。

キャストは、主役となる清之助役に中村橋之助、桃八役に古田新太。
その他、遊女・袖ヶ浦役に11年ぶりの舞台出演となる鈴木京香などが出演。
シアターコクーン・オンレパートリー2011、井上ひさし追悼ファイナルBunkamuraシリーズ「たいこどんどん」は、
5月2日より26日、Bunkamuraシアターコクーンにて上演。
チケットは、S席10,000円、A席8,500円、コクーンシート5,000円(税込)で、3月20日発売。

手鎖心中 (文春文庫)(「江戸の夕立ち」収録)
たいこどんどん (1975年) (書下ろし新潮劇場)


「たいこどんどん」
日程:2011/5/2〜5/26 シアターコクーン(東京)
演出:蜷川幸雄
脚本:井上ひさし
出演:中村橋之助/古田新太/鈴木京香/宮本裕子/大石継太/大門伍朗/市川夏江/大林素子/飯田邦博/塚本幸男/立石凉子/六平直政/瑳川哲朗
チケット:[東京]

※追記
2011年10月1日23:30~翌4:10、NHK-BSプレミアム「プレミアムシアター」で、
5月18日シアターコクーンで収録した「たいこどんどん」、
8月23日紀伊国屋サザンシアターで収録した「父と暮せば」が放送されることが決まりました。

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「「たいこどんどん」」奥付

  • Posted : 2011年2月27日 18:18
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