広告

2011年7月30日

■朗読劇「女の一生〜母への手紙〜」

森本薫「女の一生」が、池田昌子・石野竜三などの出演で上演されます。

「女の一生」は、1945年に久保田万太郎演出で文学座が初演。
初演は空襲があるかもしれないという中で公演が行われ、
空襲警報で中断しながらも、演者・観客が再び劇場に戻ってきて再開したというエピソードも残っています。

その後も戌井市郎演出で文学座を中心に上演が繰り返され、その回数は1,000回を超えると言われる「女の一生」。
今回上演される「女の一生〜母への手紙〜」は、この森本薫の原作を、現代を生きる女性脚本家あおやぎれいこの潤色で、
主役・布引けいの娘である知栄の視点を取り入れ、
往年のファンはもちろん、若い世代でも共感できるような作品となっています。

キャストは、杉村春子や淡島千景らが演じた主人公けい役に、
オードリー・ヘップバーンやメリル・ストリープの吹き替え、「銀河鉄道999」メーテル役で知られる池田昌子が初挑戦。
「ガンダムW」張五飛役や「戦国BASARA」シリーズ長曾我部元親役などで人気の声優・石野竜三が出演に加え、音楽も担当。
その他、丸山ひでみ、藤井多重子、岸野佑香、坂浦洋子、江良潤、真船道朗といったベテラン陣に加え、
これまで演出家として「6羽のかもめ」など数々のドラマに携わってきた嶋田親一が舞台初出演。

朗読劇「女の一生〜母への手紙〜」は、
8月23日・24日に新宿・角筈区民ホールにて上演。
チケットは全席指定、前売2,500円、当日3,000円。

朗読劇「女の一生〜母への手紙〜」フライヤー表 朗読劇「女の一生〜母への手紙〜」フライヤー裏 朗読劇「女の一生〜母への手紙〜」画像


朗読劇「女の一生〜母への手紙〜」
日程:2011/8/23〜8/24 新宿・角筈区民ホール(東京)
演出:秋葉由美子
原作:森本薫
潤色:あおやぎれいこ
出演:池田昌子/石野竜三/丸山ひでみ/藤井多重子/岸野佑香/坂浦洋子/江良潤/真船道朗/嶋田親一
主催:朗読劇「女の一生~母への手紙~」を上演する会
共催:CROSS OVER
チケット:[東京][<オフィシャルサイト]

あらすじ
昭和20年10月のある夜。
焼け野原となった東京の一角に残る堤家の焼け跡に、
その日、盛岡から上京したばかりの"栄二"が現れる。
やがて、栄二の耳に聞こえてくるあの懐かしい歌。
その歌の主こそ誰あろう、忘れもしない義姉の"けい"であった。
再開した二人の胸に過ぎ去った日々が甦る......。
------------------------------------------------------------------------

--明治38年(1905年)--
日本がようやく近代的な資本主義国の姿をととのえ、
同時にその動向が世界の国々のそれと絶ち難く結び合い、反映し合いはじめた時代である。
戦災孤児の境遇にあった"布引けい"が、不思議な縁から堤家の人となったのは、そんな頃である。

清国との貿易で、一家を成した堤家は、しかし、その当主もすでになく、後を継ぐべき息子達は、まだ若く、
"しず"が、弟の"章介"に助けられながら、困難な時代の、一日一日を処していた。

やがてけいは、その闊達な気性をみとめられて、長男"伸太郎"の妻となる。
頼り無い息子と、その肩に背負われるべき家を愛するしずの配慮であった。
あるいは母として、また主婦としてのしずの、愛という名のエゴイズムの結果であった。
伸太郎は絵を愛し、学問を好んだが、しかし家業を継ぐ意思と意欲には欠けていた。

次男"栄二"に寄せた思慕は断ち切られ、けいは正真正銘堤家の人となる。
そして、しずに変わって、けいは家の支えとなり、柱となる。
けいが堤の家のために働けば働く程、家族の者たちが一人二人と離れ、
やがて夫の伸太郎と一人娘の"知栄"も離れ、ひとりぼっちになってしまう。
担いきれぬほどの重みに耐えながら、それでもけいはその《女の一生》を生きるのである。

--時は流れ昭和20年--
二つの大戦を経る激動の時代を生きて、今、焼跡の廃墟にたたずむけいの姿は、
過ぎ去った60年の月日の、激しさと華やかさを秘めて、哀しい----。
そこに盛岡から上京したばかりの栄二が現れる・・・・・。

青空文庫:女の一生

関連する演劇・ミュージカルニュース

「朗読劇「女の一生〜母への手紙〜」」奥付

  • Posted : 2011年7月30日 19:59
  • Tag :
  • Prev : « WOWOWハイビジョン3局編成に
  • Next : 2011年8月の演劇テレビ »
  • Category : 演劇公演 | 演劇ニュース | シアターリーグ