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2011年9月 3日

■TBS日曜劇場 ドラマ「運命の人」

山崎豊子の最新作「運命の人」が、本木雅弘・松たか子・真木よう子の出演で連続ドラマ化されます。

「運命の人」は、文藝春秋に2005年1月号から2009年2月号まで約5年間連載された山崎豊子の小説。
約40年前の沖縄返還密約事件、いわゆる西山事件を基にしたもので、
新聞記者が、理想と信念で沖縄返還の裏側に潜む国家権力の欺瞞を暴くものの、その裏側には...という物語。
原作は2009年に単行本が全4巻で刊行、2010年からは文庫本が同じく全4巻で発売され、
累計約130万部の大ヒットを記録している作品です。

この「運命の人」が、2012年1月からのTBS日曜劇場で連続ドラマ化されることが決まりました。
主役となる新聞記者・弓成亮太役は、民放連ドラ6年ぶりの主演となる本木雅弘。
弓成の妻・弓成由里子役を、同じく連ドラ出演6年ぶりとなる松たか子。
弓成と仕事で出会う外務省事務官・三木昭子役を真木よう子。
脚本は『華麗なる一族』『獣医ドリトル』『熟年離婚』などの橋本裕志、
演出は映画「いま、会いにゆきます」「ハナミズキ」などの土井裕泰。

ドラマ「運命の人」は、9月にクランクインし5ヶ月間に及ぶ撮影が行われ、
2012年1月期のTBS日曜劇場で、毎週日曜日21時より放送予定。


※2011/11/29追記
大森南朋、長谷川博己、原田泰造、市川亀治郎、柳葉敏郎、吹越満、石橋凌、橋爪功、柄本明、北大路欣也の出演が発表されました。
配役は、ライバル紙の記者・山部一雄役を大森南朋、鯉沼玲役を長谷川博己、弓成正助役を橋爪功。
毎朝新聞記者では、清原了役を北村有起哉、金田満役を遠藤雄弥、荒木繁役を杉本哲太、司修一役を松重豊。
政治家では、横溝宏役を市川亀治郎、福出赳雄役を笹野高史、小平正良役を柄本明、佐橋総理役を北大路欣也。
ドラマは1月15日(日)放送スタート。初回は1時間30分のスペシャル版。

※2012/2/16追記
「運命の人」最終回は、3月18日放送「沖縄編」2時間スペシャル。
沖縄にたどり着いた弓成が、そこで出会った人たちと共に生きようとする姿が描かれます。
キャストは、弓成の再生に深く関わっていく沖縄の女性・謝花ミチ役に美波。
ミチと一緒に琉球ガラスの工房で働き、彼女に想いを寄せる、照屋賢勇役に三浦貴大。
弓成の全てを知りながら包み込むように見守る沖縄のおじぃ・渡久山朝友役に泉谷しげる。
その他、平泉成、リリー・フランキー、津田寛治、津嘉山正種などが「沖縄」の人々を演じます。
「運命の人」最終回2時間スペシャルは、3月18日21時から放送。

運命の人(一)
運命の人(二)
運命の人(三)
運命の人(四)


ドラマ日曜劇場「運命の人」
放送:2012/1/15〜 毎週日曜21:00〜 TBS
プロデュース:瀬戸口克陽
演出:土井裕泰
脚本:橋本裕志
原作:山崎豊子「運命の人」(文藝春秋 刊)
出演:本木雅弘/松たか子/真木よう子/大森南朋/長谷川博己/原田泰造/市川亀治郎/柳葉敏郎/吹越満/石橋凌/橋爪功/柄本明/北大路欣也
出演:沖縄編:美波/三浦貴大/泉谷しげる/平泉成/リリー・フランキー/津田寛治/津嘉山正種


<主演・本木雅弘コメント>
Q、久々の民放連続ドラマ出演となりますが、今回の出演に対する、意気込みなどをお聞かせ下さい。
気楽さはないが、意義のある作品。あらゆる人間関係の不思議な引力...、自分にとってはかなり挑戦的な物語ですが、視聴者の皆さんにとっても"運命の一作"になるよう努力したい。

Q、原作を読まれた感想、又は山崎豊子さん原作の作品に対する印象は如何でしたか?
とてもリアルな筆力で、息苦しいほどに読み手に迫ってくる、心の芯にジリっと響く物語。
戦争の記憶と、基地問題で沖縄が背負っている痛みを共有することを願う山崎さんにわずかでも応えられるよう演じたい。

Q、弓成亮太を演じるにあたっての役作りや、心がけようと思っていることはありますか?
傲慢な知性と野性を持つ危うい人物...自分なりの灰汁(あく)を出せるかが問題。年相応の存在感が滲ませられれば、と。

Q、共演する松たか子さん、真木よう子さん、それぞれの印象や、共演で楽しみにしていることなどお聞かせ下さい。
松さんの気高さ、真木さんの妖しさに打たれて、数ヶ月間存分に漂流したい...。


<松たか子コメント>
久しぶりの連続ドラマ出演となりますが、今はとにかく楽しみに、そして頑張りたいという気持ちでいっぱいです。
女性ならではの強さを感じる山崎さんの作品の中で、今回の役・弓成由里子が彼女なりの葛藤を抱えつつ、精一杯家を守っていく姿を演じられたら、と思います。


<大森南朋コメント>
山崎豊子先生の作品はいくつか読ませていただいていたので、今回この『運命の人』に出演することが出来て非常に嬉しく思います。
山部という役を演じるにあたっては、"人間味"が彼の魅力だと思うので、それを役に持たせることを心がけています。
ライバルでありながら良き友である、弓成との微妙な距離感にも気をつけています。
弓成を演じる本木さんとは初めてご一緒しますが、とても楽しみにしていました。
実際にお会いして、凛としたたたずまいの方だなと思いました。


<真木よう子コメント>
今回『運命の人』に出演させていただくことになり、1970年代に実際このような大きな出来事があったことを知り驚きました。
プレッシャーは大きくありますが、自分なりに模索しながら、皆様に少しでも共感していただける「運命の人」になれるように演じられればと思います。

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「TBS日曜劇場 ドラマ「運命の人」」奥付

  • Posted : 2011年9月 3日 19:45
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