アミューズ・ミュージカル・シアター 2013年開館 | 演劇ニュース

■アミューズ・ミュージカル・シアター 2013年開館

アミューズは「ブルーシアター」を運営するトリックスター・エンターテインメントと業務提携し、「アミューズ・ミュージカル・シアター」を2013年4月にオープンさせることを発表しました。

劇場「ブルーシアター」は、BLUE MAN GROUPの専用シアター「インボイス劇場」として2007年六本木に誕生。
2010年のBLUE MAN GROUP IN TOKYO再演時から「ブルーマンシアター」に改称、
今年3月にブルーマン公演は千穐楽を迎えましたが、
9月末からはマイケル・ジャクソンの楽曲を用いた「THRILLER Live」が開幕。劇場名は六本木ブルーシアターと改称されています。

三宅裕司・小倉久寛が所属する劇団スーパー・エキセントリック・シアター、岸谷五朗・寺脇康文の企画演劇ユニット地球ゴージャス、
大泉洋・安田顕らが所属する演劇ユニットTEAM NACS（チームナックス）など、
所属アーティストによる数々の舞台公演を行っているアミューズは、
ブルーシアターを運営するトリックスター・エンターテインメントと業務提携し、「アミューズ・ミュージカル・シアター」を2013年4月にオープン。
韓国のエンターテインメント・コンテンツ企業CJ E&M公演事業部と提携し、韓国オリジナル・ミュージカルを中心に上演することを発表しました。

2013年4月から予定されている演目は、「カフェ・イン」「シングルス」「風月主」。
「カフェ・イン」(Cafe in)は、韓国ミュージカルアワード2冠の演出家ソン・ジェジュンと、NYで活躍中の作曲家キム・ヘヨンが1年をかけて制作。
カフェで出会ったバリスタとソムリエの恋愛を描いた、二人芝居のロマンチック・コメディー・ミュージカル。
日本ではカン・ジファン、ウ・クムジの出演で2010年10月より東京グローブ座で20日間に渡り上演されており、
韓国ミュージカルとして初めて長期公演を成功させいます。

「シングルス」は、1994年にフジテレビで放送されたドラマ「29歳のクリスマス」(脚本：鎌田敏夫)を、韓国が2003年に映画でリメイク。
これを舞台化し、2006年に初演したミュージカル。
初演以来平均客席占有率が91％を記録し、2007年には韓国ミュージカル大賞など数々の賞を受賞しています。

「風月主」は、今年幕を開けたミュージカル。
古代新羅。男の妓生が集まるウンル。ウンルで最も芸に秀でた者は風と月を司る者として風月と呼ばれる。架空の男妓生たちの愛と友情を描いた物語。