モバイル型遠隔地文字通訳つき吉本新喜劇 | 演劇ニュース

■モバイル型遠隔地文字通訳つき吉本新喜劇

耳が不自由な方を対象に、台詞を文字情報に変換してモバイルで表示する仕組みを用いた吉本新喜劇公演が、なんばグランド花月で5月10日に上演されます。

モバイル型遠隔情報保障システムとは、耳が聞こえない人、聞こえにくい人を対象に、
音声情報を文字情報に変換して、手元のモバイルで見られるようにするシステム。
まず、話し手の音声情報がマイクを通じてBluetoothで利用者のモバイルに送られます。
その音声情報はインターネットを通じて遠隔情報保障センターに送られ、通訳者が字幕化。
再びインターネットを通じて字幕データが利用者のモバイルに送られ、画面に表示される仕組みとなっています。

このモバイル型遠隔地文字通訳つき吉本新喜劇公演「なんばグランド花月2023」が、5月10日18時から行われます。
「なんばグランド花月2023」は、10年後の2023年に同劇場で看板として活躍しているに違いない実力派芸人にスポットを当てた公演で、
モバイル型遠隔地文字通訳つき公演が行われる5月10日には、月亭方正、笑い飯、パンクブーブー、スーパーマラドーナの他、
吉本新喜劇から今別府直之、松浦真也、森田まりこなど若手多数出演。