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2013年12月11日

■「荒野のリア」川村毅演出 麿赤兒主演

今年4月より、「シェイクスピア・シリーズ」としてシェイクスピア作品を上演している吉祥寺シアター。
2014年3月には、松岡和子訳「リア王」を、川村毅が構成・演出する「荒野のリア」が上演されます。

老王リアと三人の娘の物語という印象が強い「リア王」ですが、
川村毅は「三幕以後、どんどん狂気に向って疾っていくリアの姿に心打たれ、後半が劇の核心なのではないか」と捉え、
三幕以降のリアとグロスターを中心にした、狂気との戦い、狂気にさらされながら狂うまいと葛藤する人々の姿が中心に描かれるということです。

キャストは、リア役を麿赤兒。
グロスター役に手塚とおる。道化・コーディリア役に元・第三エロチカの有薗芳記。
ケント役に笠木誠。エドガー役に玉置玲央。リアの長女ゴネリルの夫オールバニー役に俳優座・志村史人。オズワルド他に太平。
そのほか、文学座準座員。宮内克也、森下康之などが出演。

W.シェイクスピア生誕450年・吉祥寺シアター シェイクスピアシリーズ 「荒野のリア」は、2014年3月13日から23日に吉祥寺シアターで上演。
チケットは全席指定、前売4,800円、当日5,000円(税込)で2014年1月12日発売。3月13日公演のみ公演初日特別価格4,000円。

「荒野のリア」フライヤー
撮影:森山大道 デザイン:町口覚(マッチアンドカンパニー)


「荒野のリア」
日程:2014/3/13〜3/23 吉祥寺シアター(東京)(1/12発売)
構成・演出:川村毅
原作:シェイクスピア「リア王」(松岡和子訳)
出演:麿赤兒/手塚とおる/笠木誠/志村史人/玉置玲央/宮内克也/森下庸之/太平/有薗芳記/中村崇(映像出演)/川村毅(映像出演)
チケット:[東京][T Factory オフィシャルサイト]

あらすじ
リア(麿赤兒)は、道化(有薗芳記)と嵐の荒野を彷徨っている。
領地を分けた上の二人の娘たちに冷たくあしらわれ深い絶望の中にいるのだ。
リアは、引退し領地を分けるにあたり、三人の娘たちの自分への愛を言葉で求めた。
上の二人の娘ゴネリル(川村毅)とリーガン(中村崇)は父への愛を熱く語りその分を得たが、お追従の言えない末娘コーディリア(有薗芳記)にリアは怒り勘当し、それを諌言した忠臣ケント(笠木誠)までも追放してしまったのだ。
リアの重臣グロスター(手塚とおる)には二人の息子があった。
正妻の子・兄エドガー(玉置玲央)に嫉妬する愛人の子・弟エドマンド(宮内克也)は、兄が父を殺そうとしていると父を騙し、グロスターはエドガーを勘当しエドマンドに相続権を譲ってしまう。
嵐の荒野のリアを守ろうと、変装したケントはリアを小屋へといざなう。すると小屋にいたのは、哀れなトムと名乗り気の狂ったふりをして追っ手から逃れていたエドガーだった。
リアをかくまおうとしたグロスターは、エドマンドにリーガンの夫・コーンウォールに密告され、両目をえぐられ、全てエドマンドの仕業を知る。
悪事は次々に白日の下にさらされ裁かれていき...ゴネリルの夫・オールバニー(志村史人)によって再生が誓われる。

●書籍:シェイクスピア全集 (5) リア王 (ちくま文庫)


著者:W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子

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「「荒野のリア」川村毅演出 麿赤兒主演」奥付

  • Posted : 2013年12月11日 19:01
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