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2014年1月30日

■KAAT 竹本駒之助公演 第二弾「太平記忠臣講釈」

女流義太夫・KAAT 竹本駒之助公演シリーズ第二弾「太平記忠臣講釈」七段目「書置の段」が2月1日によりKAAT神奈川芸術劇場で上演されます。

女流義太夫とは、人形浄瑠璃文楽や歌舞伎でおなじみの「義太夫節」(ぎだゆうぶし)を、女性によって演奏するもの。
KAAT神奈川芸術劇場は「KAAT竹本駒之助公演」と銘打ち、
2013年11月の『和田合戦女舞鶴』三段目ノ切「市若丸初陣の段」を皮切りに、女流義太夫・人間国宝の竹本駒之助をシリーズ化。
特別な舞台装置や衣裳はなく、太夫の語りと三味線の伴奏だけで役柄を演じわけ、ストーリーを展開する「素浄瑠璃」(すじょうるり)という上演スタイルで、女流義太夫の魅力を紹介しています。

この「KAAT竹本駒之助公演」第二弾として『太平記忠臣講釈』七段目「書置の段」が上演されます。
『太平記忠臣講釈』は、赤穂浪士の討ち入りを描く「忠臣蔵」ものの代表作の1つで、
「書置の段」は最大の秘密である「仇討の決意」を隠しながら、四十七士がそれぞれの家族と最後の別れを遂げる「銘々伝」の典型的作品です。
開演前には、はじめて義太夫節をお聴きになる方も安心の、解説付き。

KAAT 竹本駒之助公演「太平記忠臣講釈」七段目「書置の段」は、2月1日から2日にKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演。
チケットは全席自由4,000円(税込)で発売中。


KAAT 竹本駒之助公演「太平記忠臣講釈」七段目「書置の段」
日程:2014/2/1〜2/2 KAAT神奈川芸術劇場(神奈川)
出演:竹本駒之助/鶴澤津賀寿/神津武男
チケット:[神奈川]

あらすじ
冬の京都・鞍馬口。矢間重太郎(やざまじゅうたろう)は、主人・塩谷判官の切腹後、家族からも行方をくらまし、密かに仇討の準備を進めています。
年老いた病気の父・喜内(きない)と母、妻・おりゑ(おりえ)、疱瘡を患う息子の太市郎(たいちろう)は、非常に貧しい暮らしを強いられています。
そこへ重太郎が、新たな主人に仕えるため鎌倉へ向かうと言い、久しぶりに帰宅します。
激怒し勘当を言い渡す父母に対し、重太郎は冷酷な態度をとり、妻へは離婚をつきつけ、引きとめる我が子をも刺し殺してしまいます。
実は、それもこれも、すべては仇討のため。
重太郎の覚悟を見抜いた父は歓び、用意していた討ち入り費用の五十両を手渡します。
と、その時、障子の向こうでは、妻・おりゑが......

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「KAAT 竹本駒之助公演 第二弾「太平記忠臣講釈」」奥付

  • Posted : 2014年1月30日 17:25
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