オーディオブック「てんびんばかり」星野真里 | 演劇ニュース

■オーディオブック「てんびんばかり」星野真里

宮部みゆき「てんびんばかり」が、星野真里の朗読でオーディオブックとしてリリースされました。

「てんびんばかり」は、短編時代小説集「堪忍箱」(新潮社)に収録されている宮部みゆきの時代小説。
長屋で姉妹同然に育った、しっかり者のお吉と気弱な美少女・お美代。
災害や流行り病で天涯孤独となった2人は、「将来、一緒に店を開こう」という約束を心の支えに、寄り添って生きてきました。
ある日お美代に、門前町の老舗・大黒屋の後添いに入らないかという夢のような縁談が転がり込みます。
舞い上がったお美代は、お吉を置き去りにしてあっさりと嫁ぎます。
そして2年後、複雑な思いを消化できずにいたお吉は、長屋の差配からお美代の秘密を知らされ...という物語。

朗読を担当するのは、舞台「リンダリンダ」「トリツカレ男」、ドラマ「花咲くあした」などの星野真里。

オーディオブック「てんびんばかり」は、700円(税込)でiTunes、mora、FeBeにて配信。

●書籍：堪忍箱 (新潮文庫)