演劇ニュース

1974年に宝塚歌劇によって初演され、現在は宝塚歌劇団の代名詞ともいえる演目となった「ベルサイユのばら」。
オスカル役とアンドレ役を、龍真咲と明日海りおの役替わりで、2013年に上演された月組「オスカルとアンドレ編」の模様が9月にWOWOWで放送されます。

放送される公演のキャストは、オスカル役を龍真咲、アンドレ役を明日海りお、ロザリー役を愛希れいか。
月組トップスターの龍真咲は、宙組「ベルサイユのばら2001」が初舞台で、12年ぶりの「ベルばら」出演。
一方、公演当時月組準トップスターで、現在花組のトップスターの明日海りおは、同公演が「ベルばら」初挑戦。
その他、越乃リュウ、花瀬みずか、星条海斗、美弥るりか、汝鳥伶(専科)などが出演。

宝塚歌劇月組「ベルサイユのばら ーオスカルとアンドレ編ー」は、9月27日12時30分よりWOWOWライブ「宝塚への招待」で放送。
2013年1月17日宝塚大劇場公演の模様を収録。

　
(C)宝塚歌劇団

▼9/27 12:30〜 WOWOWライブ「宝塚への招待」
●宝塚歌劇月組「ベルサイユのばら ーオスカルとアンドレ編ー」
上演：2013/1/1～2/4　宝塚大劇場(兵庫)
演出：植田紳爾/鈴木圭
脚本：植田紳爾
原作：池田理代子
出演：龍真咲/愛希れいか/明日海りお/越乃リュウ/花瀬みずか/星条海斗/美弥るりか/汝鳥伶(専科)
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あらすじ
代々フランスのブルボン王家を守る家柄であるジャルジェ将軍家の末娘・オスカル（龍真咲）は、幼少期より男の子として育てられてきた。
ある日、オスカルの乳母の孫で両親を亡くした少年・アンドレ（明日海りお）が、ジャルジェ家に引き取られてくる。
2人は実の兄弟のように暮らしていた。
しかし、平穏な日々は長くは続かない。フランス国家は財政が行き詰まり、人民は重税と飢えから王政に対する不満を募らせていたのだ。
王宮を守護する近衛隊の軍人になっていたオスカルは、志願して人民を守る衛兵隊に転属。
だが、そんな気持ちと裏腹に、怒りに燃えた人民を制圧するため、国王からオスカル率いる衛兵隊に出動命令が出されるのは時間の問題だった。
国王への忠誠を誓う家柄とフランスを思う心情の間で苦悩するオスカル。
しかし、彼女を愛するアンドレの献身的な支えもあり、貴族の称号を捨ててでも自らの信念を貫き国王軍と戦うことを決意する。