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2014年11月13日

■映画「ソロモンの偽証」

生徒役は1万人から選抜。佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子出演。成島出監督。
宮部みゆき「ソロモンの偽証」が映画化。2015年春に公開されます。

「ソロモンの偽証」は、2002年から2006年にかけて小説新潮に連載された宮部みゆきの推理小説。
中学生たちが同級生の死の真相について「校内裁判」を開き、解き明かしていく物語。
原作は「事件」「決意」「法廷」の三部構成で、書籍は新潮文庫より各部上下巻、全6冊が上梓されています。

この「ソロモンの偽証」が、国内主要映画賞を30冠受賞した「八日目の蝉」チームが再集結し、映画化されます。
生徒役を演じるのは、1万人にも及ぶ候補者の中から、1年強に渡る選考、研修期間を経て選ばれた新鋭33人。
なお主人公・藤野涼子役を演じるのは、役名と同じ藤野涼子の芸名で女優デビューすることが決定しています。
共演は、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子。
監督は成島出。

映画「ソロモンの偽証」は、2015年3月7日(土)「前篇・事件」、4月11日(土)「後篇・裁判」2部作拡大公開。

「ソロモンの偽証 前篇・事件」ポスタービジュアル 「ソロモンの偽証 前篇・事件」メイン画像 「ソロモンの偽証 後篇・裁判」ポスタービジュアル
(C)2015 「ソロモンの偽証」製作委員会


「ソロモンの偽証 前篇・事件」
公開:2015/3/7
配給:松竹
監督:成島出
脚本:真辺克彦
原作:宮部みゆき「ソロモンの偽証」(新潮文庫刊)
音楽:安川午朗
撮影:藤澤順一
照明:金沢正夫
美術:西村貴志
録音:藤本賢一
編集:三條知生
出演:藤野涼子/板垣瑞生/石井杏奈/清水尋也/富田望生/前田航基/望月歩/西畑澪花/若林時英/西村成忠/加藤幹夫/石川新太/
   佐々木蔵之介/夏川結衣/永作博美/小日向文世/黒木華/尾野真千子
チケット:[全国券][オフィシャルサイト]
DVD:8/19発売:ソロモンの偽証 前篇・事件 [DVD]

「ソロモンの偽証 後篇・裁判」
公開:2015/4/11
チケット:[全国券]
DVD:8/19発売:ソロモンの偽証 後篇・裁判 [DVD]
Blu-ray:8/19発売:ソロモンの偽証 事件/裁判 コンプリートBOX 3枚組 [Blu-ray]

あらすじ
クリスマスの朝、雪の校庭に急降下した十四歳。
その死は校舎に眠っていた悪意を揺り醒ました。
目撃者を名乗る匿名の告発状、新たな殺人計画、
マスコミの過剰報道、そして犠牲者がひとり、また一人。
何が嘘で、何が本当なのか?保身しか考えない教師たちに見切りをつけ、
ひとりの女子生徒が立ち上がった。もう大人たちに任せておけない...。
隠された真実を暴くため、学校内裁判が開廷される――。

●『ソロモンの偽証』前後篇でイッキに魅せます1日限りのプレミア上映会
日程:2015/3/1
上映館:
新宿ピカデリー 前篇開始時間:13:00(※出演者登壇の舞台挨拶あり)
札幌シネマフロンティア 前篇開始時間:13:30
MOVIX仙台 前篇開始時間:14:00
MOVIX利府 前篇開始時間:11:00
MOVIX伊勢崎 前篇開始時間:12:30
MOVIX宇都宮 前篇開始時間:13:30
MOVIXつくば 前篇開始時間:12:30
MOVIX柏の葉 前篇開始時間:12:30
MOVIXさいたま 前篇開始時間:13:30(※出演者登壇の舞台挨拶あり)
MOVIX橋本 前篇開始時間:13:00
MOVIX亀有 前篇開始時間:13:30
MOVIX昭島 前篇開始時間:14:00
MOVIX清水 前篇開始時間:15:30
MOVIX三好 前篇開始時間:13:00
ミッドランドシネマ名古屋空港 前篇開始時間:12:50
大阪ステーションシティシネマ 前篇開始時間:14:00
なんばパークスシネマ 前篇開始時間:13:00
MOVIX八尾 前篇開始時間:13:00
MOVIXあまがさき 前篇開始時間:13:30
神戸国際松竹 前篇開始時間:14:00
MOVIX京都 前篇開始時間:14:00
MOVIX倉敷 前篇開始時間:14:00
MOVIX周南 前篇開始時間:12:00
MOVIX日吉津 前篇開始時間:13:20
福岡中洲大洋 前篇開始時間:13:00
チケット:[東京・新宿icon][北海道icon][宮城・仙台icon][宮城・利府icon][群馬icon][栃木icon][茨城icon][千葉icon][埼玉icon][神奈川icon][東京・亀有icon][東京・昭島icon][静岡icon][愛知・三好icon][愛知・名古屋icon][大阪icon]大阪・なんばicon][大阪・八尾icon][兵庫・あまがさきicon][兵庫・神戸icon][京都icon][岡山icon][山口icon][鳥取icon][福岡icon]

「ソロモンの偽証 前篇・事件」子供キャスト画像
(左上から)藤野涼子 板垣瑞生 
清水尋也 富田望生 石井杏奈 前田航基 望月歩
西畑澪花 若林時英 西村成忠 加藤幹夫 石川新太

藤野涼子(役名:藤野涼子) ふじの りょうこ
00年生まれ、神奈川県出身。本格的な演技は初挑戦でありながら、本作で主演を務める。 (役どころ:柏木卓也の死体の第一発見者/学校内裁判の提案者)
板垣瑞生(役名:神原和彦) いたがき みずき/かんばら かずひこ
00年生まれ、東京都出身。『闇金ウシジマくん Part2』(14)で映画デビュー。最新作である『アオハライド』(12月公開)では東出昌大演じる馬渕洸の中学生時代を熱演。 (役どころ:東都大付属中/他校生だが、柏木卓也の友人として裁判に参加)
石井杏奈(役名:三宅樹理) いしい あんな/みやけ じゅり
98年生まれ、東京都出身。ガールズ・エンタテインメント・プロジェクト"E-girls"のメンバーとして活動中。 主な映画出演作は、13年公開『劇場版 私立バカレア高校』、『だいじょうぶ3組』など。 (役どころ:松子と友達/陰のある性格から友人が少ない/ニキビに悩む)
清水尋也(役名:大出俊次) しみず ひろや/おおいで しゅんじ
99年生まれ、東京都出身。映画『渇き。』(14)のボク役で注目を集める。主なTVドラマ出演作は「高校入 試」(12/CX)、「放課後グルーヴ」(13/TBS)など。最新作品は15年公開『ストレイヤーズ・クロニクル』。 (役どころ:樹理をいじめる/暴力沙汰の絶えない問題児)
富田望生(役名:浅井松子) とみた みう/あさい まつこ
00年生まれ、福島県出身。本作が映画初出演となる。 (役どころ:樹理と友達/吹奏楽部に所属)
前田航基(役名:野田健一) まえだ こうき/のだ けんいち
98年生まれ、大阪府出身。弟の旺志郎と、お笑いコンビ「まえだまえだ」として幼少期より活動。是枝裕 和監督作『奇跡』(11)では弟と共に主演を務める。(役どころ:柏木卓也の死体の第一発見者)
望月歩(役名:柏木卓也) もちづき あゆむ/かしわぎ たくや
00年生まれ。NHK大河ドラマ「平清盛」(12)で平資盛の幼少期を熱演。また同年公開のアニメ映画『お おかみこどもの雨と雪』では声の出演を務める。 (役どころ:裏庭で死体となって発見される/1月ほど前から不登校の状態が続いていた)
西村成忠(役名:井上康夫) にしむら なりただ/いのうえ やすお
98年生まれ、東京都出身。本作が映画初出演となる。 (役どころ:クラス1の秀才)
西畑澪花(役名:倉田まり子) にしはた れいか/くらた まりこ
01年生まれ、千葉県出身。主な出演作は、TVドラマ「家族の裏事情」(13/CX)、映画『戦極 BLOODY AGENT』(14)など。(役どころ:涼子と友達)
若林時英(役名;向坂行夫) わかばやし じえい/こうさか ゆきお
99年生まれ、神奈川県出身。デビュー以来舞台を中心に精力的に活動、映画は本作が初出演となる。 (役どころ:涼子と友達)
加藤幹夫(役名:橋田祐太郎) かとう みきお/はしだ ゆうたろう
99年生まれ、神奈川県出身。TVドラマ「わたしが子どもだったころ」(07/NHK)でデビュー。主な出演作は、ミュージカル 「忍たま乱太郎」など。(役どころ:大出の取り巻き)
石川新太(役名:井口充) いしかわ あらた/いぐち みつる
99年生まれ 神奈川県出身。08年ミュージカル「エリザベート」でデビュー。以後舞台を中心に活動。映画出演は『めめ めのくらげ』(13)に続いて本作が2作目となる。(役どころ:大出の取り巻き)

第I部 事件 上巻
第I部 事件 下巻
第II部 決意 上巻
第II部 決意 下巻
第III部 法廷 上巻
第III部 法廷 下巻

11月12日製作報告会見
登壇者:藤野涼子、板垣瑞生、石井杏奈、清水尋也、富田望生、前田航基、望月歩
佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華、尾野真千子、成島出監督、宮部みゆき
「ソロモンの偽証 前篇・事件」製作報告会見 画像 「ソロモンの偽証 前篇・事件」製作報告会見 画像2

藤野涼子:藤野涼子を演じました藤野涼子です。このような場に立つことは初めてで、緊張してうまく喋れないかもしれないですが、どうぞよろしくお願いします。

板垣瑞生:他校生ながら学校内裁判に参加する神原和彦を演じました、板垣瑞生です。すごく大好きな作品で、この場に参加できてうれしいです。よろしくお願いします。

石井杏奈:涼子のクラスメート三宅樹理を演じました、石井杏奈です。素敵な作品に出演できてとてもうれしいです。よろしくお願いします。

清水尋也:問題児大出俊次を演じました、清水尋也です。よろしくお願いします。

富田望生:吹奏楽部の浅井松子を演じました、富田望生です。このような記者会見で皆さんの前に立ってとても緊張していますが、幸せです。よろしくお願いします。

前田航基:野田健一を演じました、前田航基です、よろしくお願いします。

望月歩:柏木卓也を演じました望月歩です。素敵な作品に携われてとてもありがたいです。よろしくお願いします。

佐々木蔵之介:この度中2の役......は演じておりません(笑)。涼子の父親・剛を演じました佐々木蔵之介です。
フレッシュさはないですが、若い皆さんのパワーに押されながら皆で全身全霊をかけて演じました。よろしくお願いします。

夏川結衣:涼子の母親・邦子を演じました夏川結衣です。
今日久々に会った涼子を見て頼もしく思っています。どうぞよろしくお願いします。

永作博美:樹理の母親・三宅未来を演じました、永作博美です。
子どもたちの成長が間近で見られる現場で感謝しています。
皆からエネルギーをもらい演じましたので、楽しみにしていてください。

黒木華:担任の森内恵美子として皆さんと関われたこと、いい思い出になっています。よろしくお願いします。

尾野真千子:大きくなった涼子を演じました尾野真千子です。
中学生キャストの方とは本日初めてお会いするのですが、出来上がりがとても楽しみです。

宮部みゆき(原作者):原作を書いただけなのですが、この場にいられるとは役得な限りです。よろしくお願いします。

成島出監督:大勢お集まりいただきましてありがとうございます。皆で力を合わせてつくった作品です。どうかよろしくお願します。

MC:ありがとうございます。
それではここから会場にお集まりのマスコミの方からQ&Aを受け付けたいと思います。

Q:成島監督へ質問です。宮部みゆきさんの原作を映画化されるにあたりどこに魅力を感じて映画化されたのですか。

成島監督:最初は映画化・企画ということを考えず本屋で出会いました。
購入して一晩で読んだのですが、すぐに原作権を確認し『八日目の蝉』チームに相談しました。
配給会社も無茶を聞いてくれて宮部先生も作品を託してくれたので、映画化に至りました。

Q:今の質問を受けて宮部さんにお伺いです。
今までの作品の中でもとりわけ構想・執筆期間が長かったと伺いましたが、成島監督から映画化のお話が来たときはいかがでしたか。

宮部:成島監督からは、お手紙を頂戴しました。拝読して作品をお預けしようと思ってからは、とても楽しみでした。

Q:中学生キャストのみなさんに質問です。
皆さんは1万人の中からオーディションで選ばれましたが、選ばれた時の想いと役を演じるにあたって心がけたことなどありましたらお教え下さい。

藤野:知らせを聞いたときは喜びというよりも緊張が先でした。
演技の経験も少ないですし、大役を務められるのか不安でした。
藤野涼子は人のことを良く考えて行動する役なので、そこを心がけて演じました。

板垣:オーディション台本が面白かったので、「やった、続きができる!」と嬉しかったです。
監督から声を低く、姿勢を良くとアドバイスをいただいたので、気を付けて演じました。

石井:すごくうれしくて、自分が演じるのが想像できないくらいでした。
影のある役ですが、涙のシーンは本当に気持ちを入れて演じました。

清水:役をいただけたのはすごく嬉しかったです。
演じきれるか不安もありましたが演じているうちに「やってやる!」と決意に代わりました。
生意気な役なので(現場でも)少し意識して振舞いました。

富田:役が決まったことを監督から直接言われて動揺しました。
監督は怖いと思っていたのでついていけるか心配でしたが、内面をみてくれていたことが嬉しかったです。現場では積極的に話しかけるようにしました。

前田:はじめは何役かわからなかったですが、野田健一と聞いて、
原作ではスラッとしたカッコいい役なので、正直なんで僕なのかなと思いました(笑)。
でも自分らしい野田健一を演じようと思いました。変に演じないで、真っ白になってと監督から言われたので、心がけました。

望月:オーディションの時から卓也を練習していなかったのですが、演じていくうちに楽しくなりました。この映画をみて命の大事さに気付いてほしいという監督の言葉を意識しながら演じていました。

Q:藤野さんと石井さんにお伺いします。
父親、母親を演じている俳優さんからの言葉などはありましたか?またどういう思いで接しましたか?

石井:母親役を演じてくださった永作さんはテストでも本気でやってくださって、監督からも永作さんみたいな女優さんになりなさいと言われました。
永作さんのような素敵な女優さんになりたいなと思って演じていました。

藤野:初めて会った時からずっと緊張していた気がします。
ある時夏川さんからいただいた言葉があって、自分でずっと念じていました。
どんな言葉かは心に秘めておきたいので、皆さんで想像してください。

Q:藤野さんと宮部さんにお伺いです。
藤野さんには役名が自分の芸名であるということへの想いと今後の目標、
また宮部さんには原作のキャラクターの名前が、芸名として使用されることをどう思われますか?

藤野:自分の中でこの感情を忘れたくないと思い、名前をいただきました。
今後の目標は経験を積んでいく中で見つけられればと思います。

宮部:皆さんが成長してこんな立派になれて、「名前くらいで良いならどんどん使って!」という想いです。書き上げられて良かった、作家冥利につきるなと思います。

Q:長いオーディション期間を経て決定したキャストですが、演出面で発見などありましたか?

成島監督:夕方来て「おはようございます!」(という業界っぽい感じ)にはならないでほしいという気持ちでした。
真っ白になって痛々しいくらい純粋に演じてほしいと思い、子どもたちと心中しようと決めました。

MC:ありがとうございます。最後に監督と藤野さんより一言ずつお願いします。

成島監督:本日はお忙しい中大勢の方にお集まりいただきありがとうございます。
蔵之介さんの言葉にもありましたが、素晴らしい原作に出会い長い時間かけて全身全霊を注ぎ込んだものが、フィルムに落とし込めていると思います。楽しみにしていてください。

藤野:私たち中学生キャストが前代未聞の学校内裁判を一生懸命演じています。劇場公開を楽しみにお待ちください。

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「映画「ソロモンの偽証」」奥付

  • Posted : 2014年11月13日 17:42
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