演劇ニュース

映画「博士と彼女のセオリー」は、"車椅子の天才物理学者"スティーヴン・ホーキング博士(Stephen Hawking)の著書「Travelling to Infinity: My Life with Stephen」を映画化した作品。
ホーキング博士の半生と、彼を支え続けた妻との純愛を描くヒューマン・ラブストーリー。

ケンブリッジ大学の大学院に在籍時、スティーヴン・ホーキングはアート専攻のジェーンと出会い、2人は恋におちます。
しかし、直後にスティーヴンは、徐々に身体中の筋肉が衰える難病ALS(筋委縮性側索硬化症)を発症。余命2年の宣告を受けてしまいます。
スティーヴンは別れを決意しますが、ジェーンはできるだけ一緒にいたいと訴え、やがて彼女自身も病気と闘い、彼を支えていく決心をします...

スティーヴン・ホーキング博士役を演じるのは、映画「レ・ミゼラブル」でマリウス役を演じたエディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)。
エディは同役で、第68回英国アカデミー賞、第72回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、全米映画俳優組合賞で主演男優賞を受賞。
2月22日に発表される第87回アカデミー賞でも主演男優賞にノミネートされています。
ホーキング博士を献身的に支える妻ジェーン役は「アメイジング・スパイダーマン2」などのフェリシティ・ジョーンズ(Felicity Jones)。
余命2年と宣告を受けたホーキング博士との結婚を選び、希望を持ち続け共に困難を乗り越えようとする強い女性を演じています。

その他、ジェーンの2人目の夫となるジョナサン・ジョーンズ役をチャーリー・コックス(Charlie Cox)。
ジェーンの母ベリル・ワイルド役をエミリー・ワトソン(Emily Watson)。
スティーヴンの父フランク・ホーキング役を、舞台「春琴」の演出を手掛けたサイモン・マクバーニー(Simon McBurney)。

映画「博士と彼女のセオリー」は、3月13日(金)TOHOシネマズ シャンテ他 全国ロードショー。
なお第87回アカデミー賞では、主演男優賞、の他、主演女優賞、作品賞など、計5部門でノミネートされています。

　
(c)UNIVERSAL PICTURES

●「博士と彼女のセオリー」
公開：2015/3/13
原題：The Theory of Everything
配給：東宝東和
監督：ジェームズ・マーシュ
脚本：アンソニー・マッカーテン
原作：ジェーン・ホーキング「Travelling to Infinity: My Life with Stephen」
音楽：ヨハン・ヨハンソン
出演：エディ・レッドメイン/フェリシティ・ジョーンズ/チャーリー・コックス/エミリー・ワトソン/サイモン・マクバーニー/デヴィッド・シューリス
チケット：[全国券][オフィシャルサイト]

●洋書：Travelling to Infinity

●CD：サントラ