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2006年3月16日
■第56回芸術選奨
文化庁は2005年度（第56回）
芸術選奨文部科学大臣賞と同新人賞の受賞者を発表しました。
芸術選奨文部科学大臣賞には、17組18人、同新人賞には10人が選ばれました。
演劇では、串田和美が公演「コーカサスの白墨の輪」「桜姫」、
山本則直は狂言「楽阿弥」「武悪」を評価されて文部科学大臣賞を受賞、
尾上菊之助が、公演「NINAGAWAＮ十二夜」「児雷也豪傑譚話」で新人賞を受賞しました。
映画では、犬童一心監督が「メゾン・ド・ヒミコ」、藤原智子監督が「ベアテの贈りもの」で受賞、
脚本家の青木研次が「いつか読書する日」の脚本で新人賞を受賞しました。
その他では、爆笑問題が放送部門で受賞。
今年も落語家の桂三枝が大衆芸能部門で受賞しているように、
これまでお笑いの人たちは、大衆芸能で賞を授かることはありましたが、
放送部門でバラエティ界の人が受賞するのは初めてのことになります。
贈呈式は3/22、東京の赤坂プリンスホテルで行われ、賞状と賞金30万円が贈られます。
▼芸術選奨文部科学大臣賞
【演劇】串田和美（演出家）/山本則直（能楽狂言方）
【映画】犬童一心（映画監督）/藤原智子（映画監督）
【音楽】白井光子（声楽家）/友渕のりえ（地歌箏曲演奏家）
【舞踊】川口ゆり子（舞踊家・バレエ）/中村しんじ（舞踊家・現代舞踊）
【文学】高樹のぶ子（小説家）/宮内勝典（小説家）
【美術】妹島和世（建築家）/和田義彦（洋画家）
【放送】太田光・田中裕二（漫才師・爆笑問題）
【大衆芸能】桂三枝（落語家）/中島みゆき（シンガー・ソングライター）
【芸術振興】江戸京子（芸術監督）
【評論等】三枝昂之（歌人）
▼芸術選奨文部科学大臣賞新人賞
【演劇】尾上菊之助（歌舞伎俳優）
【映画】青木研次（脚本家）
【音楽】鈴木大介（ギタリスト）
【舞踊】山村若（舞踊家・日本舞踊）
【文学】蜂飼耳（詩人）
【美術】西雅秋（彫刻家）
【放送】長嶋甲兵（テレビディレクター）
【大衆芸能】柳家喬太郎（落語家）
【芸術振興】村上隆（現代美術家）
【評論等】安藤礼二（文芸評論家）