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2009年3月18日

■田んぼdeミュージカル

スポーツニッポン新聞が表彰する第17回スポニチ文化芸術大賞に、
北海道で映画製作を行う高齢者集団「田んぼdeミュージカル」が選ばれました。

スポニチ文化芸術大賞は、映画、放送、舞台、音楽、スポーツなどで活躍する人・団体、作品を
スポニチ本紙が友情と共感を込めて表彰する賞。
昨年の第16回は立川志の輔、第14回はイッセー尾形がグランプリを受賞しています。

第17回スポニチ文化芸術大賞が15日に発表され、
北海道穂別町の高齢者たちが中心となる映画製作集団「田んぼdeミュージカル実行委員会」がグランプリに選ばれました。

田んぼdeミュージカルは、北海道穂別町に住む平均年齢74歳の高齢者たちが、映画を自ら地元で企画・製作・配給・興行する集団。
全国的にも珍しい感じがする高齢者の映画製作集団誕生のきっかけは、
2000年に千歳市の小学校が映画監督崔洋一の指導を受けて創ったビデオ映画。
翌年、穂別町で行われた講演会で崔洋一監督がこの話をすると、
高齢者たちが「自分たちにも映画を創れるか」と質問をぶつけ、
本気でやるなら協力する、と崔監督が引き受けたことで誕生したそうです。

2003年2月には、出演者125人の平均年齢74歳、製作費280万円の「田んぼdeミュージカル」が誕生。
出演はもちろん、脚本・音楽・衣装・撮影・編集すべてを自分たちで手掛け、
準備期間から含めると1年半近くの時間をかけて製作したとのこと。

その後、2005年に「La rizier 田んぼdeファッションショー」、
2008年「いい爺いライダー」と、合計3作品を製作。
昨年には地域づくり総務大臣賞も受賞し、現在は道内を始め全国各地での上映も行われているそうです。

近年、さいたまゴールド・シアターを始め、高齢者劇団などが話題になっていますが、多くはプロが指導・企画したものを教わってという形。
すべて自分たちで手掛けてしまう「田んぼdeミュージカル」の方々のバイタリティには驚かされてしまいますね。

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「田んぼdeミュージカル」奥付

  • Posted : 2009年3月18日 18:00
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