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2009年10月25日

■第22回東京国際映画祭

10月17日〜25日の9日間、第22回東京国際映画祭が六本木ヒルズをメイン会場に、都内の各劇場で開催されました。

第22回東京国際映画祭 ロゴ

22回目となる東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival)は、
六本木ヒルズをメイン会場に、都内の各劇場で開催されました。
今年のオープニング作品はジャック・ペラン監督「オーシャンズ」、
クロージング作品はピート・ドクター監督「カールじいさんの空飛ぶ家」3-D版。
コンペティションの審査委員長は、「バベル」「アモーレス・ペロス」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督。

最終日となる今日は、クロージング・セレモニーが行われ、各賞も発表。
セレモニーの模様は、今年もネット中継が行われています。

コンペ部門の最高賞である東京サクラグランプリは、
ブルガリアの「イースタン・プレイ」(カメン・カレフ監督)が受賞。
主演男優賞・女優賞も同作から選出され、第18回の「雪に願うこと」以来の三冠を達成しています。

なお、コンペ部門へ日本からは辻仁成監督の「ACACIA」が唯一出品されました。
ACACIAは、息子を失った男と親の愛情を知らない少年との心温まる絆の物語で、
辻仁成6年ぶりの映画であり、アントニオ猪木の初主演映画です。
ちなみに、辻仁成原作、監督・脚本イ・ジェハン、主演中山美穂の映画「サヨナライツカ」も2010年1月23日に公開予定。

なお、第22回東京国際映画祭をレポートした番組が11月3日18:30〜WOWOWで無料放送されます。


●第22回東京国際映画祭
▼コンペティション部門
東京サクラグランプリ:「イースタン・プレイ」
最優秀監督賞:カメン・カレフ監督「イースタン・プレイ」
最優秀男優賞:フリスト・フリストフ「イースタン・プレイ」
最優秀女優賞:ジュリー・ガイエ「エイト・タイムズ・アップ」
審査員特別賞:「激情」セバスチャン・コルデロ監督
最優秀芸術貢献賞:該当作品なし
観客賞:「少年トロツキー」ジェイコブ・ティアニー監督

▼アジアの風部門
最優秀アジア映画賞:「旅人」ウニー・ルコント監督
特別功労賞:ヤスミン・アフマド監督「タレンタイム」
スペシャル・メンション:「私は太陽を見た」マフスン・クルムズギュル監督

▼「日本映画・ある視点」部門
作品賞:「ライブ・テープ」松江哲明監督

▼TOYOTA Earth Grand Prix
「WOLF 狼」ニコラ・ヴァニエ監督

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「第22回東京国際映画祭」奥付

  • Posted : 2009年10月25日 15:28
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