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2010年1月 9日
■NHKオンデマンド、いろいろと改善
NHKオンデマンドは、Mac対応、値下げ、字幕サービスの開始などを発表しました。
2008年12月にサービスが開始されたNHKオンデマンドですが、
開始から1年経っても思ったほど利用者が伸びず、
利用料の高額さや、限定されすぎている動作環境などが指摘されていましたが、
2月からようやく対策が施されることが発表されました。
まず2月1日より、見逃し番組とニュースが見放題となる「見逃し見放題パック」が、
現行の月額1,470円から、月額945円（共に税込み）へと値下げされます。
現行の会員の方も、2月からは自動的に新料金へと変更になるとのこと。
「見逃し番組」は、受信料で作られた番組を一定期間再配信するだけのサービスですし、
民間の動画配信サイトと比較するとまだまだ高い印象は免れませんが、
500円の値下げですから、かなりの前進と言えるのかもしれません。
そして4月からは動画のフォーマットを全面的にFlash Videoに変更。
これまではwindows×IE×Windows Media Playerのみという
Microsoftの動画配信サイトのような異常に限定された動作環境でしたが、
これでようやくMacなどwindows以外のOSや、
FirefoxなどInternet Explore以外のブラウザでも視聴が可能となります。
また、動画のビットレートに今までの1.5Mbps、768kbpsに加え、384kbpsを追加。
（ニュース番組の配信については、768kbpsと384kbps。）
ブロードバンド環境が整っていない方でも視聴がしやすくなるということです。
そしてもう一点、4月から「見逃し番組」の一部で
字幕サービスを利用できるようになることも発表されました。
こちらは試行ということで、
4月の開始当初は1日あたり4本程度の番組で字幕サービスを実施、
結果を踏まえて将来的なサービス拡大などを検討していくということです。