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2010年10月31日

■第23回東京国際映画祭

第23回東京国際映画祭は31日にクロージング・セレモニーが催され、
東京サクラグランプリにニル・ベルグマン監督の「僕の心の奥の文法」が選ばれました。

第23回東京国際映画祭 ポスター
23回目となる今年の東京国際映画祭(Tokyo International Film Festival)は、
23日から六本木ヒルズをメイン会場に各劇場で開催。
31日にはクロージング・セレモニー表彰式が行われ、各賞が発表されました。

コンペティション部門で最高賞となる東京サクラグランプリを受賞したのは、
ニル・ベルグマン監督の「僕の心の奥の文法」(イスラエル)。
同作は1963年のイスラエルを舞台に、束の間の平和な時期、両親のようになることを拒んで
自ら成長することを自らやめたアハロンの心の揺れを寓話的に描いた物語。
ニル・ベルグマン監督は2002年の「ブロークン・ウィング」に続く2回目のグランプリ受賞となります。

日本映画では、98歳の新藤兼人監督が最後の映画と公言する「一枚のハガキ」が審査員特別賞を受賞。
同作は、32歳のときに戦争に召集されて生き残った新藤監督自らの体験を元に、
一家の大黒柱を失った家族に及ぼされる戦争被害を描いた物語。

その他、各部門受賞結果は以下のとおり。(第23回東京国際映画祭ラインナップ)
11月6日12時から、WOWOWで東京国際映画祭2010の魅力をリポートする番組が放送予定。

なお今回の映画祭では、「台湾」という名称の使用に関して中国が抗議、
台湾・中国の双方が23日のオープニング・セレモニー参加を見送る事態も起こっています。

●第23回東京国際映画祭
▼コンペティション部門
東京サクラグランプリ:「僕の心の奥の文法」(ニル・ベルグマン監督/イスラエル)
審査員特別賞:「一枚のハガキ」(新藤兼人監督/日本)
最優秀監督賞:ジル・パケ=ブランネール「サラの鍵」(フランス)
最優秀女優賞:ファン・ビンビン 「ブッダ・マウンテン」(中国)
最優秀男優賞:ワン・チエンユエン 「鋼のピアノ」(中国)
最優秀芸術貢献賞:「ブッダ・マウンテン」(リー・ユー監督/中国)

▼アジアの風部門
最優秀アジア映画賞:「虹」(シン・スウォン監督/韓国)
アジア映画賞 スペシャル・メンション:「タイガー・ファクトリー」

▼日本映画・ある視点部門
作品賞:「歓待」(深田晃司監督)

▼TOYOTA Earth Grand Prix
「水の惑星 ウォーターライフ」(ケヴィン・マクマホン監督/カナダ)
審査員特別賞:「断崖のふたり」


映画「一枚のハガキ」画像
「一枚のハガキ」
監督・脚本・原作:新藤兼人
出演:豊川悦司/大竹しのぶ/六平直政/大杉漣/柄本明/倍賞美津子
(c)2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス

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「第23回東京国際映画祭」奥付

  • Posted : 2010年10月31日 17:08
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