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2011年2月14日

■キャラメルボックス「夏への扉」

キャラメルボックス2011スプリングツアー『夏への扉』製作発表が行われ、
同時に2011年公演ラインナップも発表されました。

2010年に劇団創立25周年の区切りの年を迎えたキャラメルボックス。
26年目の2011年、新たな一歩としてSF小説の傑作『夏への扉』を世界で初めて舞台化します。

『夏への扉』(The Door into Summer)は、
アメリカのSF作家ロバート・A・ハインライン(Robert Anson Heinlein)が1956年に発表したSF小説。
タイムトラベルを題材にした不朽の名作で、
成井豊は26年前のキャラメルボックス創設の頃、劇団員全員に無理やり読ませたというほど。
世界初となる今回の舞台では、福島正実翻訳のハヤカワ文庫版を原作に、
成井豊・真柴あずきが脚本・演出を担当、主人公・ダニエル役を畑中智行が演じます。
なお、キャラメルボックスは多くの作品が上演後にDVD化されていますが、
今作は権利の関係でDVD化は不可能とのこと。

キャラメルボックス2011スプリングツアー『夏への扉』は、
2月22日から27日、大阪・サンケイホールブリーゼ、
3月5日から27日、東京・ル テアトル銀座 by PARCOにて上演。
また、キャラメルボックス2011年の公演ラインナップも同時に発表されています。


2011年キャラメルボックス公演ラインナップ
2〜3月:『夏への扉』(大阪・東京)
5〜6月:『水平線の歩き方』『ヒア・カムズ・ザ・サン』(大阪・東京)
8月:アナザーフェイス『ナツヤスミ語辞典』(東京)
8〜9月:『新作』(東京・名古屋・神戸)
10〜11月:『飛ぶ教室』(東京ほか)
11〜12月:『流星ワゴン』(神戸・東京)
[オフィシャルサイト]


キャラメルボックス 2011スプリングツアー「夏への扉」
日程:2011/2/22〜2/27 サンケイホールブリーゼ(大阪)
   2011/3/05〜3/27 ル テアトル銀座(東京)
演出・脚本:成井豊+真柴あずき
原作:ロバート・A・ハインライン
翻訳:福島正実
出演:畑中智行/西川浩幸/坂口理恵/岡田さつき/大内厚雄/筒井俊作/實川貴美子/渡邊安理/多田直人/稲野杏那/林貴子/森めぐみ/小笠原利弥
チケット:[大阪][東京][オフィシャルサイト]

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)
夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

脚本・演出■成井豊
2011年はたくさん公演を行います。公演としては6本、作品は7本。そのうち新作は5本です。
今年1作品目に上演する『夏への扉』という作品の魅力は、どん底から始まる物語だということです。
人生のすべてを失ってしまったと男が、あきらめずに立ち向かう再生の物語だというのが、一番の魅力だと思っています。
舞台化するには大変難しい作品ではありますが、とてもやりがいがあります。
キャラメルボックス26年目にして、これまでの100本近い作品を超える舞台にしたいと思っています。

ダニエル役■畑中智行
キャラメルボックス入団当初に、成井から読むように薦められた本が『夏への扉』でした。
どんな状況にもあきらめない主人公のダニエルに共感と憧れを抱きました。
またタイムマシンなどSFの世界観を楽しんでもらえる作品だと思います。
ハイテンポで爽快な舞台になると思います。
原作ファンの想像を超える作品にしたいと思っていますので、ぜひ、劇場に見に来て欲しいと強く願っています。

ジョン役■西川浩幸
『夏への扉』は本当にファンの多い作品で、色々なところで楽しみにしていると言ってもらっています。
プレッシャーは大きいですが、ダニエルの飼い猫のピートが"夏への扉"がどこかにあるだろうと信じていたように、
自分たちも原作の力を信じて、また新しい26年目のキャラメルボックスの扉を開けたいと思っています。

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「キャラメルボックス「夏への扉」」奥付

  • Posted : 2011年2月14日 19:14
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